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レジンクラフトで美しいステンドグラス風の作品を作りたいと考えたとき、多くの方が「ペベオ アウトライナー レジン」というキーワードにたどり着くのではないでしょうか。このアイテムは、作品に立体的な線を描ける魅力的な画材であり、特に空枠レジンなどで透明感を活かしたデザインを実現するのに欠かせません。
しかし、実際に使おうとすると、基本的な使い方が分からない、チューブから出した線が太くなってしまって失敗する、レジンを流すまでに一体どれくらいの乾く時間が必要なのか、どうすればプロのように細く描けるの?といった具体的な疑問や、そもそもペベオ ヴィトラーユ アウトライナー 違いや種類の多さに戸惑い、どれを選べば良いか分からないという悩みも出てきます。
また、品質は良くても価格が気になるため代用できるアイテムを探したり、いざ購入しようにも近所のお店にはなく、どこで売ってるの?と販売場所探しで迷うこともあるでしょう。
この記事では、ペベオ アウトライナーをレジンで活用するための情報を、基本的な使い方から失敗しないための重要なコツ、購入方法まで網羅的に解説します。あなたの疑問をスッキリ解決し、作品のクオリティを一段階上げるお手伝いをします。
- ペベオ アウトライナーで細い線を描くための開封方法
- レジンを流すために必要な「乾く時間」の目安
- ステンドグラス風に仕上げるための具体的な手順
- ユザワヤや世界堂など、どこで売ってるかの販売店情報
ペベオ アウトライナー レジン活用の基本
- レジンでの主な使い方
- ステンドグラス風に仕上げるコツ
- 細く描くための開封方法とコツ
- レジンを流すまでの乾かす時間
- 失敗した時の修正方法
レジンでの主な使い方

ペベオ アウトライナーのレジンクラフトにおける主な使い方は、その立体的な線を活かした2つのパターンに大別されます。
最も代表的で人気のある使い方は、「ステンドグラス風」の作品を作るために、枠線(輪郭線)として使用する方法です。これは、金属の空枠(フレーム)を使わずに、シリコンマットなどの上で直接輪郭を描き、その内側に着色したレジン液を流し込む技法です。蝶の羽の模様や、教会の窓枠のような繊細なデザインをフリーハンドで表現する際に重宝されます。
もう一つの方法は、すでに硬化させたレジンパーツの表面に、装飾的な模様や文字を描き加える使い方です。例えば、硬化後のアクセサリーパーツの縁取りをしてアンティーク調に仕上げたり、表面に繊細な唐草模様やドットを描いたりすることで、作品に立体感と高級感を加えることができます。この場合も、描画後はしっかりと乾燥させることが必要になります。
補足:本来の用途とレジンでの活用
ペベオ アウトライナーは、フランスの画材メーカー「ペベオ(Pébéo)」社が製造する製品です。本来は「ヴィトレア160」や「ポーセレン150」といったシリーズ名で、ガラスや陶器に描き、家庭用オーブンで焼き付けて定着させるための絵の具の輪郭線用として販売されています。
レジンクラフトでは、この「オーブンで焼き付けなくても乾燥後に盛り上がる」という特性を活かし、焼き付けずに「自然乾燥」させて使用するのが一般的です。
ステンドグラス風に仕上げるコツ

アウトライナーを使って美しいステンドグラス風レジンを作るには、いくつかの手順と、それぞれの工程でのコツがあります。丁寧な作業が仕上がりを左右します。
1. 下準備(土台の用意)
まず、下準備として、作業の土台を用意します。シリコンマットやクリアファイル、アクリル板、またはPP(ポリプロピレン)シートなど、レジンが硬化後にキレイに剥がせる素材を選びます。もし複雑なデザインを描きたい場合は、土台の下に下絵を敷くとトレースしやすくなります。
2. 枠線(輪郭)の描画
用意した土台の上に、アウトライナーで直接デザインの輪郭線を描いていきます。次の項目で解説する「細く描くコツ」を意識しながら、線が途切れたり、太さがバラバラになったりしないよう、一定の圧力で描くことが重要です。
3. 完全乾燥
描いた枠線がヨレたり、後に流すレジンと混ざったりしないよう、描画後は触らずに完全に乾燥させます。ここが作品の成否を分ける最も重要なポイントです。必要な乾燥時間については、次の見出しで詳しく解説します。
4. レジン液の流し込みと硬化
枠線が完全に乾いたことを確認したら、枠線の内側に着色したUVレジン液を慎重に流し込みます。このとき、レジン液が枠線を乗り越えないよう、爪楊枝や調色スティックなどを使って少量ずつ流し込むのがコツです。気泡が入った場合は、エンボスヒーターや針で丁寧に取り除きます。その後、UV/LEDライトでしっかりと硬化させます。
5. 仕上げ
硬化した作品をマットやファイルからゆっくりと剥がします。この時点では裏面がマットな質感になっていることが多いため、作品の強度アップと透明感を出すために、裏面にもレジン液を薄く塗ってコーティングし、再度硬化させることをおすすめします。これで美しいステンドグラス風パーツの完成です。
細く描くための開封方法とコツ

ペベオ アウトライナーで最も多い失敗例が「線が均一に描けない」「意図せず線が太くなりすぎる」ことです。この原因の多くは、チューブの開封方法と持ち方にあります。
最大のコツ:ノズルの開封方法
初めて使用する際、ノズルの先端(プラスチックの部分)をハサミでカットしてしまう方がいますが、これは絶対に推奨されません。ハサミでカットすると穴の大きさがコントロールできず、必要以上に大きな穴が開いてしまい、絵の具が意図せずドボドボと出てしまう最大の失敗原因となります。
正しい開封方法(細い線を描くために)
1. チューブのノズル(白いフタごと)を一度回して、本体から取り外します。
2. チューブ本体の口にある銀色のアルミの封を確認します。
3. マチ針や安全ピン、画鋲などの細い針を用意し、アルミの封に「ごく小さな穴」を1箇所だけ開けます。
4. ノズルを元の位置にしっかりと戻せば、非常に細い線を描く準備が整います。穴が小さいと感じたら、再度外して少しだけ穴を広げます。
描くときのコツ:チューブの持ち方と圧力
線を引く際、無意識にチューブのノズルに近い先端部分(柔らかい部分)を持ってしまいがちです。しかし、この部分を持つと指先の力が不安定に伝わり、線が途切れたり、インクが出すぎたり、最悪の場合チューブが破れて中身が漏れ出す原因にもなります。
プロの作家も推奨する方法は、チューブの最後方(お尻の固い部分)を持ち、まるで歯磨き粉を絞り出すように、均一な力でゆっくりと押し出すことです。これにより、チューブ内部の圧力が安定し、一定の太さの線を長く引き続けることができます。描く際は息を止めすぎず、リラックスして一定の速度で手を動かすことを意識しましょう。
レジンを流すまでの乾かす時間

アウトライナーで描いた線の上にレジン液を流す場合、乾燥時間は作品の仕上がりを左右する最重要項目です。乾燥が不十分だと、レジン液の重みや化学反応で線が溶けたり、ヨレたりしてしまいます。
ペベオ製品の公式情報や、日本代理店のペベオ・ジャポン(株式会社アシーナファインアート)の製品情報などによると、ヴィトラーユの表面乾燥(指で触れられる程度)には約1時間かかるとされています。ただし、この段階ではあくまで「表面」だけで、内部はまだ生乾きの状態です。
レジン液と安全に組み合わせるためには、アウトライナー内部の水分や溶剤が完全に揮発する必要があります。そのためには、最低でも8時間以上、安全を期すならば24時間(丸1日)は触らずに自然乾燥させる必要があります。
注意:乾燥不足は失敗のもと(特に湿度に注意)
特に線を厚塗りした場合や、梅雨時・雨の日など湿度が高い環境下では、乾燥にさらに時間がかかることがあります。公式Q&Aなどでは、気泡を防ぐためにも24時間以上、場合によっては3日~5日の十分な乾燥が推奨されるケースもあります。
レジンを流すのは「天気の良い日に最低でも24時間、可能なら48時間待つ」と覚えておくのが最も賢明です。
失敗した時の修正方法

どれだけ慎重に作業しても、線が歪んだり、インクが出すぎたりといった失敗は起こり得ます。ペベオ アウトライナーは乾燥前であれば修正が可能ですが、慌てて対応すると被害が広がるため注意が必要です。
描いてすぐにティッシュペーパーや布で拭き取ろうとすると、絵の具の粘度が高いため、かえって汚れを周囲に広げてしまうことがよくあります。
キレイに除去するコツ
失敗した際は、すぐに触らず、少し待って「半乾燥」の状態(表面は乾き始めたが、押すとまだ柔らかい状態)になるのを見計らいます。その後、竹串や爪楊枝の先端を使って、失敗した部分の絵の具をくるくると巻き取るようにすると、土台を汚さずにキレイに除去できます。
もし土台がシリコンマットなど、洗いやすい素材の上であれば、完全に乾燥させてから指先やヘラでこすって剥がす方法も有効です。また、使用しているアウトライナーが「ヴィトレア160(水性)」であれば、乾燥前なら水を含ませた綿棒で優しく拭き取ることも可能です。
ペベオ アウトライナー レジン購入ガイド
- アウトライナーの種類と選び方
- ペベオ ヴィトラーユ アウトライナー 違いは?
- ペベオ アウトライナーはどこで売ってる?
- 100均アイテムでの代用は可能か
- ペベオ アウトライナーレジンでの使い方の総まとめ
アウトライナーの種類と選び方

レジンクラフトで「ペベオ アウトライナー」と呼ばれるものには、主にガラス用や陶器用の製品が転用されています。どのシリーズもレジンに使えますが、主な種類と特徴を知っておくと選びやすくなります。
レジンユーザーが主に使っているのは、ペベオのガラス用絵の具ラインのものです。前述の通り、オーブンで焼き付けず、自然乾燥で使うのが一般的ですね。シリーズによって水性・油性の違いがあります。
| 主な製品ライン | 性質 | 本来の用途 | レジンでの特徴 |
|---|---|---|---|
| ヴィトレア160 アウトライナー | 水性 | ガラス用(オーブン焼付) | レジンクラフトで最も一般的。水性で扱いやすい。 |
| ヴィトラーユ アウトライナー | 油性 | ガラス用(自然乾燥) | ヴィトレアと同様に使用可能。油性のため匂いあり。 |
| ポーセレン150 アウトライナー | 水性 | 陶器用(オーブン焼付) | ガラス用と同様にレジンにも転用可能。 |
レジンクラフトで「自然乾燥」させて使う限り、これらの製品の仕上がりに大きな性能差はありません。基本的には好みの色や、入手しやすいものを選んで問題ありません。特に初心者の方は、修正が容易な「ヴィトレア160(水性)」から試してみるのがおすすめです。
色の種類も非常に豊富で、定番の「ゴールド」「シルバー」「ブラック」「ホワイト」は特に人気があります。ゴールドは作品を華やかに、ブラックはデザインを引き締める効果があります。その他、「コッパー(銅色)」や「バーメイルゴールド(赤みがかった金)」など、アンティーク風の表現に適したカラーも揃っています。
ペベオ ヴィトラーユ アウトライナー 違いは?

店頭やネットショップで「ヴィトラーユ」と「ヴィトレア」の両方が並んでいると、名前が似ているため、その違いに迷うかもしれません。
これらの最も大きな違いは、前述の表にもある通り「水性」か「油性(溶剤系)」かという点です。レジンクラフト(自然乾燥)で使う上での、それぞれのメリットとデメリットをまとめます。
| ヴィトレア160(水性) | ヴィトラーユ(油性) | |
|---|---|---|
| 性質 | 水性(アクリル) | 油性(溶剤系) |
| 匂い | 比較的少ない | 溶剤系の特有の匂いあり |
| 修正方法 | 乾燥前は水で拭き取れる | 専用のクリーナー等が必要 |
| レジン使用時 | 自然乾燥で使用(24時間以上推奨) | 自然乾燥で使用(油性のため乾燥に時間がかかる傾向) |
レジンクラフトでは、どちらも「自然乾燥」させて使うため、最終的な仕上がりの立体感に大きな差はありません。
しかし、ヴィトレア160(水性)の方が、匂いが少なく、乾燥前なら水で修正がしやすいため、室内での作業が中心となるレジンクラフトにおいては、格段に扱いやすいと言えます。これが、多くのレジン作家にヴィトレア160が選ばれている理由です。
一方、ヴィトラーユ(油性)はもともと自然乾燥用の絵の具であるため、乾燥後の耐性は高いとされていますが、レジンと組み合わせる際は、水性以上に十分な乾燥時間(数日単位)を確保することが望ましいです。
ペベオ アウトライナーはどこで売ってる?

ペベオのアウトライナーは、一般的な文房具店などでは取り扱いが少なく、主に画材やクラフト用品を扱う専門店で購入することができます。
実店舗(取扱店)
以下のような店舗のクラフトコーナーや専門の画材売り場で取り扱いがある場合が多いです。
主な販売場所(実店舗)
- 大手手芸店: ユザワヤ、オカダヤ など
(レジン用品コーナーやトールペイント・ガラス絵の具コーナーにあります) - 大型画材店: 世界堂、伊東屋(G.Itoya) など
(専門的な画材が揃うため、色数も豊富な傾向があります) - 大型ホームセンター: ハンズ、ジョイフル本田などのクラフト・画材コーナー
店舗訪問時の注意点
店舗によっては取り扱いがない場合や、人気色(ゴールドやブラックなど)しか置いていない場合もあります。特に地方の店舗では取り寄せになる可能性も高いため、訪問前に電話などで在庫状況を確認すると確実です。
オンラインショップ
実店舗が近くにない場合や、特定の色(バーメイルゴールドなど)を探している場合は、オンラインショップが最も便利で確実です。
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
(複数のショップが出店しており、価格比較やポイント活用がしやすいです) - ヨドバシ.com、ビックカメラ.com
(家電量販店のECサイトですが、画材の取り扱いもあり、送料無料の場合が多いです) - 世界堂オンラインショップ、ユザワヤ公式ネットショップ
(画材・手芸の専門店ECサイト。色数が豊富に揃っています) - ABCクラフト など
オンラインでは豊富な色の在庫から選べるメリットがありますが、1本の単価が安いため、送料がかかる場合があります。他のレジン材料とまとめて購入するなど、合計金額を確認して賢く利用しましょう。
100均アイテムでの代用は可能か

ペベオ製品は高品質ですが、1本あたりの価格が高価なため、特に初心者のうちは「もう少し安価なもので試したい」と代用品を探す方もいらっしゃいます。
WEB上の情報やSNSでは、100円ショップ(特にセリアやダイソー)で販売されている「ガラス絵の具」(主に黒色)が、安価な代用品として使われるケースが見受けられます。これらも乾燥後に立体的な線が引けるため、ステンドグラス風の輪郭線として使用できる可能性があります。
しかし、ペベオ製品とは成分や特性が全く異なります。あくまで「ホビー用の雑貨」であり、画材としての品質保証がされているわけではない点に、最大の注意が必要です。
100均アイテム(ガラス絵の具)使用時のリスク
ペベオ製品と比較して、以下のようなリスクが報告されています。
- 乾燥時間が非常に長い(数日~1週間以上かかることも)
- レジン液との相性問題(化学反応によるベタつき、硬化不良、白化など)
- 耐久性の欠如(完成後に線がひび割れる、剥がれるなど)
- 黄変(レジンよりも早く黄ばんでしまう可能性)
もし代用として使用する場合は、必ず本番の作品に使う前に十分なテストを行い、レジンと混ぜても問題が起きないか、しっかり乾燥するかを確認する必要があります。
大切な作品や販売用の作品には、品質が安定しているペベオ製品の使用を強く推奨します。
ペベオ アウトライナーレジンでの使い方の総まとめ

最後に、ペベオ アウトライナーをレジンクラフトで活用するための重要なポイントを、おさらいとしてまとめます。
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