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レジンのコーティング剤を100均で探していませんか? アクセサリーや小物を手作りする際、最後の仕上げで作品のクオリティは大きく変わります。100均のどこで買えるのか、また100均のダイソーや100均のセリアといった人気店ごとの製品に違いはあるのか、気になりますよね。
この記事では、100均のレジンコーティング剤に関する詳細な比較情報と、それぞれの目的に合わせた正しい使い方を徹底的に解説します。レジン作品がベタベタする、またはいつまでも乾かないといった一般的な悩みから、紙素材がにじまないようにする下地処理、流行りのマット仕上げにするコツまで、検索ユーザーが知りたい情報を網羅しました。さらに、100均で探せる専用品以外の「最強の代用品」についても詳しく紹介します。
- 100均各社(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の製品比較
- ベタつきや乾かない悩みの具体的な解決策
- 最強の代用品「ノンワイプトップコート」の使い方
- にじみ防止やマット仕上げなど目的別の使い分け
レジンコーティング剤【100均】の特徴
- 100均のどこで買える?
- ダイソーの製品特徴
- セリアの製品特徴
- 100均3社の比較と使い分け
- 100均の代用品が最強の理由
100均のどこで買える?

レジン作品の仕上げに使えるコーティング剤、またはその強力な代用品は、ダイソー(DAISO)、セリア(Seria)、キャンドゥ(Can Do)といった大手100円ショップ3社すべてで取り扱いが確認されています。
主な捜索場所は「手芸・ハンドメイドコーナー」または「ネイル用品コーナー」の2箇所です。特に、後述する代用品はネイルコーナーにあるため、見逃さないよう注意しましょう。
ただし、それぞれの店舗で主力となっている製品の「目的」や「特徴」が大きく異なります。例えば、ダイソーでは仕上げ用の専用品が、セリアでは下地処理用の専用品が人気を集めています。また、キャンドゥでは仕上げの「質感」を選べるラインナップが特徴的です。
店舗による在庫の違い
100円ショップは店舗の規模によって品揃えが大きく異なります。小規模な店舗では取り扱いがない場合もありますので、複数の店舗を回るか、大型店を探してみることをおすすめします。また、人気商品は品切れになっていることも少なくありません。
ダイソーの製品特徴

ダイソーでは、レジン専用の仕上げ剤として「UVレジンコーティング液(クリア、3g)」という名称の商品が販売されています。
これは速乾タイプで、UVライトだけでなくLEDライトにも対応している「UV-LED対応」製品である点が強みです。ボトルはマニキュアのようにハケ付きになっており、別で筆を用意する必要がなく、購入後すぐに手軽に塗ることができます。
作品の最終仕上げとして使用することで、表面に「うる艶感」を出し、透明感のあるつややかな仕上がりを実現します。
ダイソー製品のポイント
容量は3gと少なめですが、その分お試しで使いやすく、小さなアクセサリーの仕上げには十分です。「うる艶」な光沢仕上げをしたい場合や、ハケ付きで手軽に作業を終えたい場合に適しています。
セリアの製品特徴

セリアでは、他の100均とは異なる特徴を持つ、レジン作家にとって非常に重要なアイテムが2種類ラインナップされています。
下地用(にじみ防止)
セリアで特に人気が高く、定番商品となっているのが「UVレジン用コーティング剤(10ml)」です。重要な点として、これは仕上げ用(トップコート)ではなく、レジン液を塗る前の「下地剤(シーラー)」として使用するものです。
写真や家庭用インクジェットプリンターで印刷した紙、折り紙、マスキングテープなどをレジンに封入する際、そのままレジン液を塗るとインクが滲んだり、紙自体がレジン液を吸って変色したりすることがあります。この下地剤を事前に塗ってしっかり乾燥させておくだけで、インクのにじみや変色を強力に防ぎ、作品のクオリティを格段に向上させます。
仕上げ用(代用)
セリアにも、もちろん仕上げ用として使えるアイテムがあります。専用品としては見つけにくい場合がありますが、後述するジェルネイル用の「ノンワイプトップコート」が、仕上げ剤の代用として非常に優秀であり、多くのレジン作家から支持されています。こちらはネイル用品コーナーで探すことができます。
100均3社の比較と使い分け
ダイソー、セリア、キャンドゥで取り扱っているコーティング関連製品は、それぞれ得意分野が異なります。「100均のコーティング剤」と一口に言っても、自分の目的に合わない製品を選んでしまうと、「にじんでしまった」「艶が出ない」といった失敗につながります。
以下の表で、各社の主な製品と目的を比較します。
| 店舗名 | 主な製品(または代用品) | 主な目的・特徴 |
|---|---|---|
| ダイソー | UVレジンコーティング液 | 【仕上げ用(うる艶)】 ハケ付きで手軽に塗れる。 LED/UVライト両方に対応。 |
| セリア | UVレジン用コーティング剤 (ノンワイプトップコート) | 【下地用(にじみ防止)】 紙素材の変色・にじみを防ぐシーラーとして最強。 (仕上げはネイル用の代用品で対応可能) |
| キャンドゥ | レジン用マットコーティング剤 (ノンワイプトップコート) | 【仕上げ用(マット・艶)】 すりガラス風の「艶消し」が選べるのが特徴。 (艶出しはネイル用の代用品でも可) |
このように、100均の製品は「何がしたいか」という目的意識を持って選ぶことが非常に重要です。「うる艶に仕上げたい」ならダイソー、「紙のにじみを防ぎたい」ならセリア、「マットな質感にしたい」ならキャンドゥ、といった具体的な使い分けを推奨します。
100均の代用品が最強の理由

「レジンがベタベタする」「硬化したはずなのに表面が曇る」という悩みを抱えている方にとって、これが最も重要な情報かもしれません。特に100均のレジン液は、専門メーカーの高価なレジン液(例:星の雫など)と比較して、硬化後に表面にベタつき(未硬化ジェル)が残りやすい傾向があります。
このベタつきは、レジン液が空気中の酸素に触れることで硬化が阻害されるために発生します。
この問題を一発で解消する最強のアイテムが、100均のネイルコーナーで販売されているジェルネイル用「ノンワイプトップコート」です。
「ノンワイプ」とは「拭き取り不要」という意味です。本来はジェルネイルの仕上げに使うものですが、この「拭き取り不要」という特性が、レジンのベタつき解消に驚くほど優秀なのです。
ベタつきが残ってしまったレジン作品の上から、このノンワイプトップコートを薄く塗り、UV/LEDライトで硬化させるだけ。すると、あれほど悩まされたベタつきが完全に消え、カチカチで傷つきにくい「うる艶」の完璧な仕上がりになります。酸素による硬化阻害が起こりにくい成分で作られているため、表面を完璧にコーティングできます。
ダイソー、セリア、キャンドゥ各社で110円(税込)で販売されており、コストパフォーマンスが最強の「仕上げ剤」として、多くのレジン作家に愛用されています。専用のコーティング剤を買うよりも、結果的に安く、美しく仕上がることも少なくありません。
レジンコーティング剤を100均で!使い方と対策
- 100均製品の正しい使い方
- 100均レジンがベタベタする対策
- 100均レジンが乾かない時の対処法
- 100均で紙がにじまない下地処理
- 100均でマット仕上げにする方法
- 100均レジンコーティング剤の総まとめ
100均製品の正しい使い方

100均のコーティング関連製品は、前述の通り「仕上げ用(トップコート)」と「下地用(シーラー)」で使い方が全く異なります。間違った使い方をすると期待した効果が得られないため、ここでしっかり手順を確認しておきましょう。
仕上げ用(ダイソー製品・ノンワイプ代用)の使い方
これらはレジン作品が(ベタつきはあっても)一通り硬化し、完成した後、表面のベタつきを取ったり、艶を出したりするために使います。
- 硬化後のレジン作品の表面のホコリや油分を軽く拭き取ります。
- ハケなどを使い、コーティング液を「薄く均一に」塗布します。(厚塗りするとシワや硬化不良の原因になります)
- UVライトまたはLEDライトを当てて、製品のパッケージに記載されている指定時間どおりに、しっかりと硬化させます。
- (ノンワイプトップコートの場合)硬化後は拭き取り不要で、すぐにカチカチの表面が完成します。
下地用(セリア製品)の使い方
これはレジン液を塗る「前」に、封入する紙などの素材に使うものです。
- 写真や印刷した紙、折り紙など、にじませたくない素材の表面(特に印刷面)にハケで薄く塗布します。
- ライトは使わず、風通しの良い場所でそのまま15分〜30分ほど「完全に」自然乾燥させます。
- 指で触れても全くベタつかない、完全に乾いたことを確認してから、レジン液でコーティング(封入)作業に移ります。
使用上の注意点と安全性
仕上げ用・下地用ともに、一度に厚塗りしすぎると硬化不良や乾燥ムラ、シワの原因になります。必ず「薄く均一に」塗ることを心がけてください。特に下地剤は、生乾きのままレジン液を塗ると、結局にじんでしまうため、しっかり乾燥させることが重要です。
また、UVレジン液やコーティング剤は化学物質です。使用中は必ず換気を行い、肌に直接触れないよう手袋を着用してください。アレルギー(皮膚障害)を引き起こす可能性もあるため、体質に合わないと感じたら直ちに使用を中止しましょう。(参考:情報源: 厚生労働省 – 2023年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告 (PDF)P8~9)
100均レジンがベタベタする対策

100均のレジン液を使った際に発生しやすい「表面のベタつき」は、最も多い悩みの一つです。このベタつきは、硬化が不十分なために起こる未硬化ジェルが主な原因です。有効な対策を、優先度順に紹介します。
対策1(最強):ノンワイプトップコートを上塗りする
これが最も確実で、最も早く、最も綺麗に仕上がる解決策です。
前述の通り、100均のネイルコーナーにある「ノンワイプトップコート」をベタつく表面に薄く塗り、ライトで硬化させます。これだけで、ほぼ全てのベタつきは解消され、カチカチの光沢表面に生まれ変わります。
対策2(次点):ライトの照射時間を追加する
単純にライトの照射時間が足りていない可能性があります。お使いのライトの出力(W数)が低い場合や、電池式のライトで電池が消耗している場合、または着色剤を多く入れすぎて光が内部まで届きにくい場合などに起こりがちです。
通常の硬化時間(約2分)の倍以上、5分〜10分程度、追加で当ててみてください。レジン液のメーカーやライトの出力によっては、これで硬化しきる場合があります。
対策3(最終手段):クリーナーで拭き取る
無水エタノールや専用のレジンクリーナー、または「ノンアセトン」の除光液をコットンやキッチンペーパーに含ませ、表面のベタつきを優しく拭き取る方法もあります。
拭き取りのリスク
ただし、この方法は表面の艶が失われ、曇ってしまうリスクが非常に高いです。また、アセトン入りの除光液はレジン自体を溶かしてしまう可能性があるため絶対に使用しないでください。ノンワイプトップコートを持っていない場合の最終手段と考え、必ず目立たない場所で試してから行うようにしてください。
100均レジンが乾かない時の対処法

「ベタベタする」という表面的な問題と似ていますが、「いつまで経っても内部まで乾かない(硬化しない)」という場合は、ベタつきの原因に加えて、ライトとレジン液の相性が根本的に悪い可能性が考えられます。
主な原因は、「ライトの照射時間不足」または「ライトの波長がレジン液と合っていない」ことです。
ライトの波長について
レジン液には「UVライト専用(波長約365nm)」「LEDライト専用(波長約405nm)」「UV-LED両対応」のものがあります。例えば、UVライト専用のレジン液にLEDライト(405nm)を当てても、波長が異なるため硬化しないか、著しく時間がかかります。ご自身のライトとレジン液のパッケージをよく確認し、対応しているか見直してみましょう。
対策としては、まず「ベタベタする」時と同様に、ノンワイプトップコートでの上塗りを試すのが最も手軽です。ノンワイプトップコートはUV-LED両対応のものが多いため、元のレジン液が硬化しなくても、表面を強制的にコーティングして固めることができます(ただし内部は未硬化のままの可能性があります)。
もしUVライトやLEDライトをお持ちでない場合は、晴れた日の直射日光(紫外線)に数時間から1日程度当てておくと、硬化してベタつきが消えることがあります。ただし、天候に左右されるため確実な方法ではありません。
UVライトの安全な取り扱い
硬化用のUVライトは、硬化しないからといって長時間直視したり、皮膚に当て続けたりしないでください。目や皮膚を傷める危険性があります。米国スキンキャンサー財団 (The Skin Cancer Foundation)からも、UVライト使用による危険性が報告されています。(参照:米国スキンキャンサー財団 (The Skin Cancer Foundation))
100均で紙がにじまない下地処理

レジン作品に、自分で印刷した写真やお気に入りのデザインペーパーを封入する際、インクがにじんで作品が台無しになってしまうのは非常に悲しい瞬間です。これは仕上げ(トップコート)の問題ではなく、「下地処理」の問題です。
この悩みを100均アイテムで解決するのに最適なのが、セリアで販売されている「UVレジン用コーティング剤(にじみ防止用)」です。
これは「シーラー」と呼ばれる下地剤で、紙の表面に薄い樹脂の膜を作り、レジン液が染み込むのを防ぐ役割を果たします。特にインクジェットプリンターで印刷したものは水濡れに弱いため、この処理が必須です。
使い方は簡単で、レジン液を塗る前に、封入したい紙素材の(特に印刷面)にこのコーティング剤を塗り、完全に自然乾燥させるだけです。このひと手間を加えるだけで、インクのにじみを劇的に防ぐことができ、作品のクオリティが格段に上がります。
100均でマット仕上げにする方法

レジン作品の表面を、あえて「すりガラス」や「陶器」のように艶を消した、落ち着いたマットな質感に仕上げたい場合もあります。100均アイテムでも複数の方法で対応が可能です。
対策1:専用のマットコーティング剤を使う
キャンドゥでは「レジン用マットコーティング剤(5ml)」が販売されています。これはUVライトで硬化させるタイプではなく、塗布後に15分〜30分ほど自然乾燥させることで、表面を艶消しに仕上げる製品です。
ライトが不要な手軽さがありますが、乾燥中にホコリが付着しやすいというデメリットもあります。また、塗りムラが出ないよう、手早く均一に塗る必要があります。
対策2:代用品(マットトップコート)を使う
100均のネイルコーナーには、艶出し用の「ノンワイプトップコート」とは別に、ジェルネイル用の「マットトップコート」が販売されている場合があります。これを仕上げに塗り、ライトで硬化させれば、手軽に均一なマットの質感が得られます。こちらの方が硬化が早く、ホコリの付着や塗りムラの失敗が少ないためおすすめです。
対策3:ヤスリで物理的に削る
最も確実な方法として、作品の表面を物理的に削ってすりガラス状にする方法もあります。目の細かい耐水ペーパー(ヤスリ)やスポンジヤスリ(#1000番~#2000番程度)を使い、水を付けながら優しく表面をこすります(水研ぎ)。
均一に仕上げるには技術が必要ですが、好みのマット加減に調整できる利点があります。この際、レジンの粉塵を吸い込まないよう、マスクを着用して作業してください。
100均レジンコーティング剤の総まとめ

この記事で解説した、100均のレジンコーティング剤に関する重要なポイントを以下にまとめます。
>>まさるの涙の売ってる場所は?実店舗と通販の販売店まとめ
>>まさるの涙の口コミを徹底解説!評判や違いも紹介
>>星の雫レジン液と100均レジン液を比較!初心者はどっちを選ぶ?
>>レジン太陽の雫と星の雫の違いは?後継品の特徴を徹底解説
>>【解決】星の雫レジン液のべたつきの原因と直し方
>>満点レジンの口コミを調査!評判や使い方を徹底解説
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