レジンのドボン液のおすすめは?ベタつき解消でツヤツヤ!

比較・評判

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こんにちは。気ままぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。

レジン作品を作っていて、最後の仕上げで「あともう一歩!」と思うこと、ありませんか? 硬化したはずなのに表面がなぜかベタつく、指紋がついて曇ってしまう、期待したような「つるん」としたツヤが出ない…。私もレジンを始めたころは、この仕上げのベタつきやムラに結構悩まされました。

そんな悩みを解決するアイテムとして「レジン ドボン 液 おすすめ」と検索している方も多いかなと思います。この記事では、その「ドボン液」とは一体何なのか、その必要性から、具体的なおすすめ製品の比較、そして失敗しない正しい使い方まで、私の経験も踏まえて詳しく解説していきます。100均の製品や代用品が使えるのか、マット仕上げの方法についても触れていきますね。この記事を読めば、あなたの作品もプロみたいにつるんつるんになるはずです!

この記事のポイント!
  • 「ドボン液」の正体とベタつき解消の仕組み
  • おすすめドボン液の徹底比較(星の雫・シャイニーヴェール)
  • 失敗しない「ドボン」の正しい使い方とコツ
  • 100均やネイルコートでの代用は可能か

レジンのドボン液のおすすめ比較

さて、ここからが本題です。「ドボン液」って結局なんなの?という基本的な疑問から、じゃあ具体的にどれを選べばいいの?という「おすすめ」製品の比較まで、じっくりと掘り下げていきます。

なぜコーティングが必要なのか、その理由がわかれば、きっとあなたにピッタリの仕上げ液が見つかるはずです。まずは、この「ドボン液」の正体から解き明かしていきましょう。

ドボン液とは?その必要性

ドボン液とは?その必要性 イメージ

まず最初に、大事なことからお伝えしますね。「レジン ドボン 液」という名前の製品が、特定の商品として売られているわけではないんです。私も最初は「ドボン液ください!」って探しそうになりました(笑)

これは、レジン作品の仕上げに使う「コーティング剤」や「トップコート」を、容器に「ドボン」と浸して(ディッピングして)使う、その特徴的な使い方から生まれた愛称なんですね。

じゃあ、なぜわざわざコーティング剤(ドボン液)が必要なんでしょうか?

最大の理由:ベタつきの解消

一番の理由は、UVレジン特有の「ベタつき」を解消するためです。UVレジンは、光(紫外線)で硬化しますが、実は空気(酸素)に触れている表面は硬化が邪魔されやすい「酸素阻害」という性質を持っています。このせいで、ライトをしっかり当てたつもりでも、表面に未硬化のレジンが残り、あの嫌なベタつきの原因になることがあるんです。

コーティング剤は、そのベタつきの上から物理的に硬い膜を作って、ベタつきごと封じ込めてくれます。これが一番の役割ですね。

美観の向上:ツヤと透明感

シリコンモールドから取り出した時、表面が少し曇っていたり、ヤスリがけ(研磨)をしてマットな状態になったりすること、ありますよね。そんな時もコーティング剤の出番です。

サッと塗る(または浸す)だけで、研磨で曇った表面も、まるで水に濡れたような「つるん」とした深いツヤと透明感が蘇ります。これは本当に劇的ですよ。

作品の保護と品質維持

コーティング剤は、作品の表面に硬い保護層を作ってくれます。これにより、日常生活でつきやすい細かな傷、指紋や皮脂の付着、ホコリや汚れから作品を守ってくれるんです。

また、製品によっては黄変(紫外線による劣化)を遅らせるUVカットの効果が期待できるものもあり、作品の品質を長く保つためにも役立ちます。

微細な欠陥の隠蔽

表面にできてしまった細かなプツプツ、硬化時にできたわずかなシワ、研磨後の微細な傷なども、コーティング液が滑らかにその隙間を埋め(レベリング効果)、目立たなくしてくれる効果も期待できますよ。

レジンのベタつく悩みを解決

レジンのベタつく悩みを解決 イメージ

レジンのベタつき、本当に厄介ですよね。せっかくキレイにできたと思っても、触ると指紋がついて曇ったり、ホコリがくっついて取れなくなったり、作品同士がくっついてしまったり…。

「ベタつきはエタノールやレジンクリーナーで拭き取ればいい」という情報もありますが、私の経験上、これにはデメリットもあります。

拭き取り仕上げの注意点

  • 拭き取った部分が曇ってしまい、ツヤが失われることがある。
  • ベタつきが完全には取れず、結局サラサラにならないことがある。
  • レジン液の種類や着色剤との相性によっては、表面が白化(白く濁る)することがある。

その点、コーティング剤で仕上げる方法は、ベタつきの「上から蓋をする」イメージです。ベタつきごと硬い膜でコーティングしてしまうので、表面がサラサラ、カチカチに仕上がります。

「何をしてもベタつきが取れない!」と悩んでいた作品も、コーティング剤を塗って硬化させるだけで、まるで生まれ変わったかのようにツヤツヤになることも多いです。仕上げの「最後の切り札」として、ベタつきに悩んでいる人にはぜひ試してみてほしいですね。

人気ドボン液の徹底比較

人気ドボン液の徹底比較 イメージ

「ドボン液」と呼ばれるコーティング剤はいくつかありますが、ここでは特に人気があって信頼できる製品を比較してみたいと思います。

「ドボン」で使うことを前提にすると、粘度(サラサラ度)が低く、ドボンしやすい容器(または大容量ボトル)がある製品が候補になります。私が注目しているのは、主にこの3つです。それぞれの特徴を表にまとめてみました。

製品名メーカー仕上がり粘度(液質)ドボン適性筆塗り適性特徴
UV-LEDコーティングレジン 星の雫パジコ (PADICO)グロス / マットサラサラ (大容量ボトル)高品質・日本製。ベタつかなさがプロにも高評価。
シャイニーヴェールGreen Ocean / MYmamaグロス / マットサラサラ (専用)「どぼん!と簡単」がコンセプト。弾きにくく扱いやすい。
フィニッシュプロ・グロッシーGreen Oceanグロスややとろみ◎ (専用)ブラシ内蔵(マニキュア型)で筆塗りに特化。

ポイント
表の一番下「フィニッシュプロ・グロッシー」は、マニキュアのようにブラシが内蔵されていて「筆塗り」に特化した製品です。液にとろみがあるので、「ドボン」にはあまり向きません。

今回は「ドボン液」がテーマなので、ドボン適性が高い星の雫」「シャイニーヴェールの2つを、さらに詳しく掘り下げていきますね。

100均のコーティング剤については>>レジンコーティング剤【100均】徹底比較と使い方の記事に詳しく書いてあります!

パジコ星の雫の評価

レジン液の定番中の定番、「星の雫」ブランドから出ているコーティング専用レジン液です。

私が感じる最大の魅力は、なんといっても「絶対的な信頼性」ですね。レジン関連製品の老舗メーカーであるパジコ製、高品質な日本製で、成分と品質管理が徹底されています。硬化後のベタつきのなさは本当にピカイチだと思います。

(出典:株式会社パジコ 公式サイト

選べる2つの仕上がり(グロスとマット)

「グロス(ツヤあり)」と「マット(ツヤ消し)」の2種類がラインナップされているのも大きな強みです。アクセサリーなど輝きが欲しいものはグロス、陶器風やアンティーク調に落ち着かせたい雑貨はマット、というように作品に合わせて選べます。

優れた作業性(粘度と付属チップ)

液質は「サラサラ」です。この粘度の低さがポイントで、薄づきが可能で刷毛跡が残りにくく、気泡も抜けやすいという利点があります。

また、30gボトルには「フロッキーチップ」という特殊な綿棒のようなチップが付属しています。これが秀逸で、刷毛のように毛が抜ける心配がなく、液を適度に含んでくれるので、筆塗りもすごくやりやすいんですよ。

「ドボン」への適性(大容量ボトル)

そして「ドボン」ユーザーにとって嬉しいのが、100mlや500gといった大容量ボトルが販売されている点です。これは、ディッピング(ドボン)での大量使用をメーカーも想定している証拠ですね。

「品質と信頼性」を最重要視するなら、まず選択肢に入れるべき「王道」の製品かなと思います。

シャイニーヴェールの実力

こちらはハンドメイド資材で人気の「手作り工房 MYmama」さんが提供する、仕上げ専用コーティング液です。

最大の特徴は、「どぼん!と簡単コーティングができる」と、まさに「ドボン」という使い方を製品コンセプトに据えている点です。ユーザーが求めている「浸すだけで簡単にツヤツヤになる体験」に、真正面から応えてくれているのが嬉しいですよね!

「弾きにくさ」の実力

レビューでも「最高級のつるんつるん」と評判で、実際に使ってみると、レジン液が表面で弾かれる現象が起きにくく、初心者でも扱いやすいように調整されている感じがします。硬化後のツヤも本当にキレイです。

恐らく、粘度や表面張力が「弾き」を抑えるように絶妙にコントロールされているんだと思います(あくまで私の推測ですが)。

手軽さとコンセプトの勝利

「レジン ドボン 液」という検索キーワード(ニーズ)に対し、市場が最適解として生み出した製品、という印象です。「ドボン(ディッピング)という技法をまず試したい」「難しいこと抜きで手軽にツヤツヤにしたい」と考えるユーザーにとって、最適なエントリーモデルであり、専用品と言えると思いますよ。

レジンのドボン液のおすすめの使い方

おすすめの液がわかったところで、次は「どう使うか」ですね。せっかく「星の雫」や「シャイニーヴェール」のような良い液を手に入れても、使い方を間違えると気泡だらけになったり、ムラができたり…失敗の原因になってしまいます。

ここでは、ドボン液の性能を100%引き出すための、正しいテクニックと失敗しないための「秘訣」を詳しく解説します。

ドボン液の正しい使い方

ドボン液の正しい使い方 イメージ

「ドボン」はただ浸せばOKというわけではなく、キレイに仕上げるにはいくつかのステップとコツがあります。

  1. 準備 調色パレットやシリコンカップ(底が浅く、作品が十分浸るサイズのもの)に、コーティング液を適量出します。
  2. 掴む コーティングするレジン作品を、ヤットコ(先の細いペンチ)やピンセットでしっかりと掴みます。 掴む場所のヒント ヒートンを刺すための下穴や、アクセサリー金具を取り付ける部分、目立たない底面などを掴むと、仕上がりに影響しにくいですよ。あらかじめ掴む場所を決めておきましょう。
  3. 浸す 作品を液の中にゆっくりと浸します。勢いよく入れると気泡を巻き込むので、そっと入れます。
  4. 行き渡らせる 液の中でひねったり前後左右に動かしたりして、作品全体に液が完全に行き渡るようにします。
  5. 引き上げる ゆっくりと引き上げ、作品の角や底面をパレットの縁などでトントンと軽く叩くか、角を下にして数秒待ち、余分なレジンを丁寧に落とします。液が垂れたままだと、そこだけ「ぽっこり」硬化してしまいます。
  6. 硬化 UV-LEDライトで指定時間(例:30秒~2分程度)しっかり照射し、硬化させます。

【最重要】成功の秘訣:「気泡」と「温度」を制する!

ドボン最大の敵は、浸した際に巻き込む「気泡」です。これを防ぐために、液を少し温めるのが非常に効果的。寒い時期は特に液が硬くなり(粘度が上がり)気泡が抜けにくいので、40℃くらいのお湯にボトルごとつけて湯煎するのがおすすめです。

ただし、ここで超重要なプロの技があります。多くの人が知らない落とし穴です。

温めた液(熱い状態)のままライトで硬化させると、硬化熱と液の温度差による「対流」が起きて、表面に「波紋」や「うろこ模様」のような硬化ムラ(シワ)が発生することがあるんです。

【プロの技法】 (1) 液を湯煎で「温める」(気泡を抜き、粘度を下げてサラサラにするため) (2) パレットに出し、作品をディッピングする(気泡が巻き込みにくい) (3) ライトに入れる前に、数十秒待って「冷ます」(波紋・ムラを防ぐため) (4) 液が室温程度に戻ってから、ライトで硬化させる

この「温めてから冷ます」という一見矛盾したプロセスこそが、気泡と波紋の両方を防ぎ、完璧な仕上げを実現する最大の秘訣です!エンボスヒーターを使う場合も、温めすぎと、風で液が偏らないように注意してくださいね。

筆塗りとドボンの違い

筆塗りとドボンの違い イメージ

コーティングには「ドボン」の他に、もちろん「筆塗り」もあります。どちらが良い悪いではなく、作品や目的に応じて使い分けるのが賢いやり方かなと思います。

「ドボン」 vs 「筆塗り」メリット・デメリット

【ドボン(ディッピング)】

  • メリット 原理的に塗りムラや刷毛跡が絶対に出ない。誰でも均一な膜厚に仕上がる。複雑な形状や立体物にも強い。
  • デメリット 液の消費量が多い(コストがかかる)。気泡が入りやすい。ヤットコで掴む場所が必要で、その部分はコーティングできない(後で筆塗りが必要)。

【筆塗り】

  • メリット 液の節約になる(経済的)。片面だけ、一部分だけなど狙った場所だけ塗れる。手軽に作業できる。
  • デメリット 塗りムラや刷毛跡が残りやすい(技術が必要)。液が弾かれることがある。厚塗りになりがち。

使い分けの具体例

  • ドボン向き: 球体や動物モチーフなど複雑な形状の作品、研磨して全体をツルツルにしたい時、両面を一気に仕上げたい時。
  • 筆塗り向き: コースターやプレートのような平面的な作品、片面だけ(裏面は金具を貼るなど)コーティングしたい時、大きな作品、液を節約したい時。

私は、メインは筆塗りで手軽に済ませ、ここぞという作品や研磨後はドボン、というように使い分けています。「フィニッシュプロ・グロッシー」のような筆塗り専用品を使うのももちろんアリですね。

仕上げの失敗と対策

仕上げの失敗と対策 イメージ

「あ!失敗しちゃった!」という時のために、代表的なトラブルとその対策を網羅しておきます。慌てずに対処すればリカバリーできることも多いですよ。

仕上げの失敗 完全対策マニュアル

ケース1:硬化後も「ベタつく」

  • 原因 照射不足(W数不足、ライトの寿命・電池消耗、時間不足)、レジンの品質(古い、着色剤入れすぎ)、酸素阻害。
  • 対策1: まずは追加照射。ライトの照射時間を延ばすか、より強力なライトで再硬化を試みます。UVライトはW数が高くても、ランプ自体が消耗品であることも忘れずに。
  • 対策2: 拭き取り。レジンクリーナー、エタノール、ノンアセトンの除光液などで表面の未硬化レジンを拭き取ります(ただし曇る可能性あり)。
  • 対策3 コーティング(最終手段)。拭き取ってもダメなベタつきや、拭き取りで曇ってしまった場合、上から「星の雫」などのコーティング剤で表面を覆い、硬化させて封じ込めるのが最も確実です。

ケース2:「気泡」が入る・表面が「プツプツ」する

  • 原因 ディッピングや塗布の際に空気を巻き込んだ、液の粘度が高い(寒い時期)、下地(木材、紙、ドライフラワーなど)からガスが発生した。
  • 対策(硬化前): (1) 液を「温める」。 (2) 爪楊枝やピンセットの先で気泡を一つずつ潰す。 (3) エンボスヒーターの温風を優しく当てる。
  • 対策(硬化後) 表面にできてしまったプツプツや気泡の穴は、その部分を軽くサンディング(やすりがけ)し、平滑にした後、再度レジンでコーティングし直すことで修復可能です。穴が深い場合は、爪楊枝でレジンを垂らして埋めてから硬化→再コーティングします。

おすすめのエンボスヒーターについては>>レジンエンボスヒーターおすすめ機種と選び方に詳しく書いてあります!

ケース3:「ムラ」になる・「シワ」が寄る・レジン液が「弾く」

  • 原因 ムラ/シワ(筆塗りの厚塗り、温めた液を冷まさず硬化させた対流ムラ)。弾き(作品表面の皮脂、油分、ホコリ、水分)。
  • 対策 ムラ/シワ対策は、筆塗りの場合は薄く」「均一にを徹底します。対流ムラ(波紋)を防ぐには、必ず液を「冷ましてから照射」します。 弾き対策は、コーティング前の「脱脂・清掃」が全てです。アルコールやクリーナーを染み込ませたペーパーで、作品表面(特に指で触った部分)をしっかり拭き取ってください。これだけで劇的に改善します。

レジンのべたつきなどが気になる方はこちらの>>uvレジンべたつきの原因と解決法|ツルツルに仕上げるコツの記事がおすすめです!

マット仕上げの方法

ツヤツヤ仕上げがレジンの王道ですが、あえて光沢を抑えた「マット(すりガラス調)」仕上げも、アンティーク風になったり、指紋が目立ちにくくなったりと、すごくオシャレですよね。

一番簡単で確実な方法は、パジコ 星の雫」の「マット」タイプのように、マットに仕上がる専用のコーティング剤を使うことです。

使い方はグロスタイプと全く同じ。ドボンでも筆塗りでも、最後にこれを塗布して硬化させるだけで、自動的に均一で上品なすりガラス調になります。これは本当に便利です。

もう一つの方法は、ツヤツヤに仕上げた後、目の細かいスポンジヤスリ(1000番~2000番程度)や、メラミンスポンジなどで表面を優しくこすってマット感を出す方法です。ただ、これは均一に仕上げるのが結構難しく、細かい傷が残るとそこだけ白化して見えたりするので、かなりの上級者向けかなと思います。手軽さと仕上がりのキレイさを考えると、専用のマット液を使うのが断然おすすめですね。

100均や代用品は使えるか

100均や代用品は使えるか イメージ

「ドボン液、欲しいけど専用品はちょっと高いな…」「何かで代用できない?」と思いますよね。私も気になって調べたり試したりしました。ここでは、100均製品やネイル用品が代わりになるか、専門的な視点(といっても私の経験則ですが!)で評価してみます。

100均(ダイソー・セリア)のコーティング剤

最近はダイソーなどでも「レジン用グロスコーティング剤」や「UVクラフトレジン用コーティング剤」といった専用品が販売されています。

ただ、実際に使ってみた人のレビューや検証動画を見ると、「思ったよりツヤツヤにならない」「塗りムラができた」という声も少なくありません。仕上がりも、レジン特有の「カチカチ」という硬質なものではなく、「軟質のカードケースみたいな肌触り」(ビニール系)になると報告されており、期待される「カチカチ・ツヤツヤ」の仕上がりとは異なるようです。

お試しで使ってみるのはアリですが、ベタつき解消や高品質なツヤを求める本気の仕上げ」には、正直あまり向いていないかな、というのが私の印象です。

ネイル用トップコート

レジン仕上げの代用品として、ネイル用の(UVライトで硬化する)ジェルネイル用トップコートが使われることがあります。100均のコーティング剤と比較した場合、こちらの方が「ツヤッと仕上がる」という評価が多いですね。

ただし、これには大きなリスクが伴います。

警告:ネイルコート代用の危険性

ネイル用トップコートは、元々「爪」という柔軟性があり、新陳代謝で数週間後には生え変わる土台に合わせて設計されています。レジン作品(硬いプラスチック)とは前提が全く異なります。

  • 黄変(黄ばみ)のリスク: レジン作品は長期保存が前提ですが、ネイル用品の耐光性(紫外線への耐性)はレジン専用品ほど高くありません。時間とともに黄ばんでくる可能性が非常に高いです。
  • 密着性・耐久性の問題 素材が違うため、レジン表面への長期的な密着性は保証されていません。数ヶ月後、数年後にペリッと剥がれてくる可能性も否定できません。

趣味の範囲で一時的に使うなら止めませんが、販売目的の作品や、プレゼントなど長期保存したい大切な作品には、耐久性や黄変のリスクを考慮し、絶対に使用しないでください。後々のクレームやトラブルの原因にもなりかねません。

やはり、大切な作品には、レジン専用に開発されたコーティング剤(星の雫など)を使用することを強く推奨します。

100均のレジン液については>>ダイソーのレジン液300円は高品質?口コミと使い方を徹底解説の記事に情報が載っています!

レジンのドボン液のおすすめ総括

レジンのドボン液のおすすめ総括 イメージ

今回は、「レジンのドボン液のおすすめ」というテーマで、仕上げのコーティング剤について深掘りしてみました。いやー、仕上げも奥が深いですね!

「ドボン液」とは、あなたの作品制作における最後の難関、「ベタつき」「指紋」「ツヤ不足」を解決し、作品のクオリティをプロレベルに引き上げてくれる、レジン専用コーティング剤(の愛称)でした。

最後に、TOMO的まとめです。

あなたの目的に合わせた「おすすめ」最終結論

  • まず「ドボン」という技法を手軽に試したい、弾きにくさや扱いやすさを重視するならば → シャイニーヴェール が、コンセプト通りで使いやすいです。
  • 「ドボン」も「筆塗り」も両方こなし、最高の品質と信頼性(ベタつきのなさ、日本製の安心感、仕上がりの選択肢)を求めるならば → パジコ 星の雫(ドボンは大容量ボトルが◎)が、プロも愛用する最適解となります。

安価な100均製品やネイル用トップコートは、仕上がりや耐久性の面で専用品に劣るため、大切な作品、特に販売やプレゼントを目的とする作品の仕上げには推奨しません。

そして、どんなに優れた製品を使っても、完璧な仕上がりは、温めて(気泡抜き)から冷ます(波紋防止)といった正しいテクニックによって完成します。このデータベースを参考に、あなたのレジン作品を「つるんつるん」のプロレベルへと引き上げてくださいね!

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