レジンUVライト強力おすすめ!硬化不良を防ぐ選び方と決定版

比較・評判

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こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。

レジン作品を作っていて、いくらライトを当てても表面がベタベタしたり、中が固まっていなかったりすることはありませんか。せっかく可愛くできたのに硬化不良で台無しになると本当にがっかりしますよね。実は私もハンドメイドを始めた頃は、キットに付いていた小さなライトを使っていて、なぜしっかり固まらないのか悩んだ経験があります。

レジン用のUVライトには強力で使いやすいおすすめのモデルがたくさんありますが、単にワット数が高ければ良いというわけではありません。波長やLEDの質、そしてレジン液との相性など、選ぶときに知っておくべきポイントがいくつか存在します。この記事では、私の失敗談や実際の使用感も交えつつ、2025年現在で本当に使えるライトの選び方について詳しくお話ししていこうと思います。

この記事のポイント!
  • 硬化不良を防ぐために知っておくべき光の「波長」と「ワット数」の真実
  • 100均のライトとメーカー製の高性能ライトにどれくらい性能差があるのか
  • プロも愛用する強力で失敗の少ないおすすめのUV-LEDライトの実機レビュー
  • ライトの性能を最大限に引き出し作品のクオリティを上げる使い方のコツ

レジンUVライトで強力なおすすめのもの選び方の基準

「強力なライトが欲しい!」と思ってAmazonや楽天で検索すると、本当にいろんな商品が出てきて迷ってしまいますよね。ワット数が高ければすごいのかというと、実はそう単純な話でもないんです。ここでは、失敗しないライト選びのために、私が普段チェックしている技術的なポイントをわかりやすく解説します。

波長の違いとハイブリッド硬化の重要性

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レジンライトを選ぶとき、デザインや価格よりも一番最初に見てほしいのが「波長」です。実はレジン液が固まるためには、その液が化学反応を起こす特定の「光の波長」が必要なんです。

少し専門的な話になりますが、以前は「UVライト(紫外線)」と「LEDライト」は別物として扱われていました。UVレジンは主に365nm(ナノメートル)付近の紫外線で固まり、LEDレジンは405nm付近の青色光(可視光線に近い光)で固まるものが多かったからです。そのため、持っているレジン液とライトの波長が合わないと、どんなに強力な光を当てても全く固まらないという悲劇が起きていました。

でも、最近の主流は断然ハイブリッド硬化ライト」です。

ハイブリッド硬化ライトとは? 365nm(UV)と405nm(LED)の両方の波長を同時に出せるライトのことです。これ一台あれば、昔ながらのUVレジンも、最新のLEDレジンも、メーカーを問わずほとんどのレジン液をしっかり硬化させることができます。

私も今はハイブリッドタイプを使っていますが、液のタイプをいちいち気にせずに使えるのでストレスが全然違います。特に最近のレジン液は進化していて、どちらの波長でも固まるものも増えていますが、確実性を求めるなら、この「UV-LEDハイブリッドタイプ(デュアル波長)」を選ぶのが大前提かなと思います。

ワット数の目安と硬化しない原因の関係

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ネット通販サイトを見ていると「168W」とか「200W」なんていう凄そうな数字を見かけませんか?「数字が大きい方が強力で早く固まるはず!」と思いがちですが、ここには少し注意が必要です。

実は、安価な海外製ライトの中には、実際の消費電力ではなく、理論上の数値を単に合計しただけの表記になっているものがあり、実際の硬化パワーとは異なるケースがあるんです。逆に、国内メーカーのしっかりしたライトだと、一見低そうな数値でも驚くほどカチカチに固まることがあります。

個人的な推奨ワット数 趣味で楽しむ範囲から、ミンネなどで販売するレベルまでカバーするなら、24W〜48Wくらいがベストバランスだと感じています。

クラス別に特徴をまとめると以下のようになります。

  • 6W〜10Wクラス: 持ち運びには便利ですが、厚みのある作品や仕上げの完全硬化には少しパワー不足かも。薄いコーティングや、パーツの位置決めをする「仮硬化用」として使うのがおすすめです。
  • 24W〜48Wクラス: これが現在のスタンダードであり、メイン機として最適です。硬化速度と仕上がりのバランスが良く、硬化不良のリスクも大幅に減らせます。

ワット数はあくまで目安として捉えて、極端に大きすぎる数字に惑わされないようにしましょう。信頼できるメーカーの36W前後のものが、結果的に一番「強力」に仕事をしてくれることが多いですよ。

照射範囲とLED配置で決まる作業効率

照射範囲とLED配置で決まる作業効率 イメージ

ライトの「形」と「LEDチップの並び方」も、実はめちゃくちゃ重要です。特にスマホケースや大きめのコースター、アルファベットのモールドなどを一度に作りたい人は要注意です。

小さなハンディタイプのライトだと、光が当たる範囲が狭いので、作品全体に均一に光を当てるためにライトを手で動かし続けなければなりません。これだと光の当たりムラができやすく、「端っこだけベタついてる」「真ん中だけ凹んでしまった」なんてことになりがちです。

おすすめは、LEDチップが広範囲に均等に配置されている据え置き型です。

例えば、私が愛用しているパジコのライトなどは、18個くらいのLEDが天井だけでなく側面近くまでずらっと並んでいて、広い範囲を一度に照らしてくれます。これだと大きめのモールドを置いても全体が一気に固まるので、作業効率が段違いに良くなります。ライトの中を覗き込んで、チップが奥や端まで死角なくしっかり配置されているか」をチェックしてみてくださいね。

100均や安いライトと高性能機の違い

100均や安いライトと高性能機の違い イメージ

最近は100円ショップでも300円〜500円くらいでUV-LEDライトが買えるようになりました。「とりあえずこれでいいかな?」と思う気持ち、すごくわかります。私も最初はそうでしたから。

100均のライトが決して悪いわけではありません。小さくて薄いパーツをちょっと固めるだけなら十分使えます。ただ、「強力さ」と「耐久性」、そして何より「仕上がりの透明感」という点では、やはり専門メーカー製の数千円するライトとは明確な差があります。

特徴100均・格安ライトメーカー製高性能ライト
硬化速度ゆっくり(完全硬化に数分かかることも)高速(30秒〜60秒でカチカチに)
光の強さ弱め(表面のベタつきが残りやすい)強力(深部まで届きやすい)
タイマー機能なしか、簡易的なもの(手動停止)自動センサーや正確なデジタル表示
寿命・耐久性接触不良などで壊れやすいことがある長く安定して使える設計

「本格的に作品販売をしてみたい」「気泡の少ない、お店のような透明度の高い作品を作りたい」という目標があるなら、初期投資としてちゃんとしたライトを買っておく方が、結果的に失敗したレジン液のロスも減って安上がりになるかもしれません。

100均のUVライトに関しては>>レジンuvライト100均のものは使える?ダイソー・セリア比較の記事にも詳しく書いてあります!

太陽光はUVライトの代用になるか

太陽光はUVライトの代用になるか イメージ

「ライトを買わずに、窓辺で太陽の光に当てて固めるのはどう?」という質問もよくいただきます。結論から言うと、固まるけど、メインにするのはおすすめしません」というのが私の正直な意見です。

太陽光には強力な紫外線が含まれているので、晴れた日の直射日光なら確かに固まります。でも、以下のようなデメリットが大きすぎるんです。

太陽光硬化の3つのデメリット

  • 時間がかかる晴れでも30分以上、曇りだと1時間以上かかることもあり、作業が進みません。
  • ホコリが入る:固まるまでの時間が長いので、その間に空気中のホコリが表面にくっついてしまい、残念な仕上がりになります。
  • 安定しない雲がかかったり日が傾いたりで光の強さが変わり、硬化ムラ(シワ寄り)の原因になります。

太陽光は、ライトでしっかり固めた後の仕上げの追い硬化」として、窓辺に置いておくくらいの使い方にするのが、ベタつきを完全になくしてきれいに仕上げるコツですね。

レジンのベタつき等に関しては>>uvレジンべたつきの原因と解決法|ツルツルに仕上げるコツの記事も役に立ちます!

レジンUVライトで強力なおすすめの機種と活用術

ここからは、実際に私が使ってみたり、レジン仲間の間で評判が良かったりする具体的な機種と、その性能を100%引き出すための活用テクニックをご紹介します。

パジコのスマートワイドがプロに人気な理由

もし予算が許すなら、私が一番おすすめしたいのが株式会社パジコ(PADICO)の「UV-LEDスマートワイドライト」です。これ、レジン作家さんの間ではもはや定番中の定番と言える名機だと思います。

このライトのすごいところは、なんといっても信頼性の高さ」です。

  • 完璧なハイブリッド波長365nm(UV)と405nm(LED)の両方をしっかり出力するので、パジコのレジン液はもちろん、他社のレジン液でも相性問題をほぼ気にせずカチカチに固めてくれます。
  • 広い照射範囲スマホケースのような大きなものも余裕ですっぽり収まるワイド設計です。
  • 収納が神スタンドを畳むと薄い本のようになるので、引き出しの隙間にスッと入るんです。場所を取らないのは本当に助かります。

お値段は4,000円〜5,000円前後と少ししますが、硬化不良で失敗するストレスから解放されることを考えれば、十分に元が取れる投資だと感じています。詳細なスペックは公式サイトでも確認できます。

(出典:株式会社パジコ『UV-LEDスマートワイドライト 製品情報』

ネイル兼用のドーム型ライトの評価

Amazonや楽天で「レジン ライト」と検索すると、手がすっぽり入るドーム型のライト(48W〜など)がたくさん出てきますよね。元々はジェルネイル用として作られたものが多いですが、これらもレジン用に非常に優秀です。

特にLa Curie」「リュミエラといったブランドの製品はコスパが抜群です。ドーム型の内側が反射板になっているため、光が乱反射して側面の硬化漏れを防いでくれるのが大きなメリットです。

ドーム型ライトを選ぶ時のチェックポイント

  • 底板が外れるか底板がマグネットなどで取り外せるタイプを選びましょう。底を外せば、ライトを手に持って作品の上から被せるように照射したり、高さのある作品に対応したりできます。
  • 自動センサーの有無手を入れると勝手に点灯する機能はネイルには便利ですが、レジン制作では意図せず点灯してしまったり、誤作動することもあるので、手動スイッチでも操作できるものが使いやすいです。

「パジコはちょっと高いかな…」という方は、このタイプの48Wクラスを選ぶのが一番幸せになれる選択肢かなと思います。2,000円〜3,000円台で購入できることが多いのも魅力ですね。

懐中電灯型UVライトの便利な使い分け

メインのライトとは別に、一本持っておくと便利なのが懐中電灯型(ハンディ型)」のブラックライトです。

これは作品全体を完全に固める「本硬化」にはパワー不足なことが多いですが、仮硬化には最強のツールになります。

例えば、パーツをレジン液で接着するとき、ライトの中に入れるまでの移動中にパーツがズレてしまった経験はありませんか?そんな時、片手でパーツを押さえながら、もう片方の手で懐中電灯型ライトを数秒「ピカッ」と当てれば、その場で仮止めができるんです。

Vansky」などの12LEDタイプが安価で人気ですね。あくまでサブ機としての運用ですが、これがあると細かい作業の精度がグッと上がりますよ。

失敗しないための効果的なライトの使い方

失敗しないための効果的なライトの使い方 イメージ

いくら強力なライトを買っても、使い方が間違っていると硬化不良は起きてしまいます。私が実践している「確実に固めるためのルーティン」をシェアしますね。

1. ライトの中央に置く

LEDの光は、ライトの中央部分が一番強力です。端っこに置くと光が弱くて固まりにくいことがあるので、必ず「ど真ん中」に作品を配置しましょう。特に複数の作品を同時に作る時は、欲張らずに中央に寄せて配置するのがコツです。

2. 裏返して両面照射

これ、テストに出るくらい重要です!表面だけ光を当てても、色付きのレジンやパーツの影になっている部分は光が届かず、中が生焼け状態になっていることがあります。表面が固まったら、モールドごとひっくり返して裏側からも必ず照射してください。これで失敗率は激減します。

3. 厚い作品は層を分ける

一度にたっぷりの液を流すと、光が奥まで届きません。面倒でも数ミリずつ流しては固め、を繰り返す「積層硬化」をすることで、透明度も上がり、未硬化によるベタつきも防げます。

電源アダプターの選び方と硬化不良対策

電源アダプターの選び方と硬化不良対策 イメージ

最後に、意外と見落としがちな電源(アダプター)」の話をさせてください。これ、本当に盲点なんです。

最近のライトはUSBケーブルで給電するタイプが多いですが、スマホの古い充電器やパソコンのUSBポートに繋いで使っていませんか?

電力不足に注意! 強力なLEDライト(特にパジコのスマートワイドなど)は、その性能を発揮するために大きな電流を必要とします。アダプターの出力が「5V 1.0A」などだとパワー不足で、ライトは光っているのに、紫外線強度が弱くて固まらないという現象が起きます。

説明書をよく見るとDC5V 2.0A以上(または2.4A以上)のアダプターを使用してください」と書かれていることが多いはずです。もし「最近ライトの効きが悪いな?」と思ったら、故障を疑う前に、使っているACアダプターやモバイルバッテリーのアンペア数を確認してみてください。アダプターをiPad用などの高出力なものに変えるだけで、新品のようなパワーが復活することがよくありますよ。

レジンUVライトで強力なおすすめの製品の総括

レジンUVライトで強力なおすすめの製品の総括 イメージ

今回は「強力で失敗しないレジンUVライト」について、選び方からおすすめ機種、使い方のコツまで深掘りしてみました。まとめとして、私なりの結論をお伝えします。

  • 迷ったら365nm+405nmのハイブリッド硬化タイプを選ぶのが正解。
  • ワット数は数字の大きさよりも信頼性と24W〜48Wの実用域を重視する。
  • メイン機にはパジコのスマートワイド48Wドーム型、サブ機に懐中電灯型があると最強の布陣。
  • どんなに良いライトでも、電源アダプターのアンペア数が足りないと本領発揮できない。

弘法筆を選ばず…とは言いますが、レジンクラフトにおいては道具選びが作品のクオリティの8割を決めると言っても過言ではないと私は思っています。しっかり固まる強力なライトを手に入れて、ベタつきや硬化不良の悩みから解放されましょう!

この記事が、あなたのレジンライフをより快適にするヒントになれば嬉しいです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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