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こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。
お気に入りの柄のマスキングテープをレジンの中に封入して、オリジナルのアクセサリーを作れたら素敵ですよね。でも、実際にやってみるとテープの柄が透けて見えなくなってしまったり、インクがにじんでしまったりと、意外と思った通りの仕上がりにならなくてガッカリした経験はありませんか。私自身も最初は失敗の連続でしたが、実はいろいろと調べてみると、透けない方法や気泡を入れないためのちょっとしたコツがあることがわかりました。今回は、100均の材料でも実践できるやり方や、宇宙塗りのようなアレンジ方法についてもご紹介していきたいと思います。
- マスキングテープがレジンの中で透けてしまう原因と仕組み
- 100均アイテムを使って簡単にできる透け防止と裏打ちの技術
- 宇宙塗り風やシリコンモールドへの封入などワンランク上の応用テクニック
- 気泡やにじみを防いでプロのような仕上がりにするためのポイント
レジンにマスキングテープを封入しても透けないための加工
「せっかく可愛いマステを入れたのに、レジン液を注いだ瞬間に色が消えちゃった…」なんてこと、本当によくありますよね。魔法のように消えてしまうので、初めてのときは私も「えっ!?」と声が出てしまいました。
ここでは、なぜそんな悲しい現象が起きるのかという理屈と、どうすればクッキリ鮮やかに見せることができるのか、その基本的な加工方法について詳しくお話ししますね。
マステが透ける原因と仕組み

そもそも、どうして紙であるマスキングテープが透明になってしまうのでしょうか。これには、光の「屈折率(くっせつりつ)」という性質が深く関係しています。
普段、私たちがマステの柄を見ているとき、実は紙の繊維の中に含まれている「空気」が光を乱反射させてくれています。この乱反射のおかげで、紙は不透明に見え、印刷された柄がはっきりと目に映るんです。
ところが、そこにレジン液が染み込むとどうなるでしょうか。繊維の中に入り込んでいた空気が、液体のレジンに置き換わってしまいます。実は、紙の繊維(セルロース)とレジン液は、光の通り方(屈折率)が非常によく似ているんです。そのため、光が散乱せずにそのまま「スルッ」と通り抜けてしまい、結果として「透けて(透明になって)」見えてしまうのです。
濡れ色現象とは?
この現象は、雨の日に衣服が濡れると色が濃く、透けて見えるのと同じ原理で、専門的には「濡れ色現象」と呼ばれたりします。つまり、失敗しているわけではなく、物理的に当たり前のことが起きているだけなんですね。だからこそ、物理的に「光を通さない壁」を作ってあげることが対策の鍵になります。

簡単なイメージ
すりガラスに水をかけると透明になるのと同じ原理です。レジンが紙に「浸透」してしまうことが一番の原因なんですね。
シールを使った簡単な裏打ちのやり方

透けを防ぐためのもっとも確実で、プロの作家さんも実践している方法が、マステの裏側に「光を通さない壁」を作る「裏打ち」という作業です。
一番のおすすめは、レジン用品の専門メーカーであるパジコ(PADICO)さん(出典:株式会社パジコ 公式サイト)などから販売されている「ホワイトマットシール」のような、レジン専用の裏打ちシールを使う方法かなと思います。専用品だけあって、レジンの浸透をしっかりと防ぎつつ、発色を最大限に引き出してくれます。
やり方はとてもシンプルですが、綺麗に仕上げるための手順をまとめてみました。
| STEP 1 | マステをホワイトマットシール(または白いシール用紙)に貼り付けます。この時、空気が入らないように端からゆっくりと圧着するのがポイントです。 |
|---|---|
| STEP 2 | 作りたい形に合わせてハサミやカッターでカットします。マステの柄ギリギリではなく、ほんの少し内側を切るようにすると、横からの浸透も防ぎやすくなります。 |
| STEP 3 | カットしたパーツをレジンに封入します。裏面が真っ白になることで、レジン液の中でも光を反射し、絵柄がクッキリと浮かび上がります。 |
たったこれだけの工程ですが、効果は絶大です。特に淡い色のマステや、パステルカラーのデザインを使いたいときは、この「白背景」を作る工程が必須と言ってもいいかもしれません。
100均アイテムでの透け防止対策
「専用のシールを買うのはちょっと…」「まずは手軽に試したい」という場合は、ダイソーやセリアなどの100均で手に入るアイテムでも十分代用が可能です。
画用紙やコピー用紙を使う方法
一番コストがかからないのが、マステを「白画用紙」や「コピー用紙」に貼ってから切り抜く方法です。画用紙は厚みがあるので、より透けにくくなります。ただし、紙の断面(切り口)からレジンがジワジワと染み込んでくることがあるので、カットした後に断面にも少量のコーティング剤を塗っておくと完璧です。
修正テープを使う裏技
意外と使えるのが「修正テープ」です。マステの裏面に修正テープをビーッと引いて、簡易的な白背景を作ってしまうんです。これなら乾燥時間もいりませんし、薄いので厚みを出したくない作品にも向いています。ただし、幅の広いマステには不向きなので、細めのテープを使う時に試してみてください。
ジェルネイルや絵の具で塗る
少し手間はかかりますが、マステの裏面に「ホワイトのジェルネイル」や「アクリル絵の具」を塗るという方法もあります。100均のジェルネイルならコストも安いですし、筆でササッと塗って硬化させるだけなので手軽です。特にジェルネイルは硬化すればプラスチックのような層になるので、レジンの浸透を強力に防いでくれます。
100均活用のコツ
完璧を目指すなら専用品が安心ですが、練習用や自分用なら「白画用紙」や「修正テープ」を下地に貼るだけでも十分効果がありますよ。
インクがにじむトラブルの対処法

透けと同じくらい厄介なのが、レジン液の成分でマステのインクや粘着剤が溶け出して、色が「にじむ」トラブルです。特に水性ペンで描かれたようなデザインや、インクジェット印刷されたシールなどは、レジン液に触れた瞬間に色が溶け出してしまうことがあります。
これを防ぐには、レジン液に触れる前にマステの表面(印刷面)と裏面をコーティングしてあげるのが一番です。私がよく使うのは、セリアなどで売っている「UVレジン用コーティング剤」です。ハケ付きのボトルに入っているタイプだと、マニキュア感覚でサッと塗れるので便利なんですよね。
木工用ボンドやデコパージュ液でも代用できますが、これらは水性なので乾燥にしっかりと時間をかける必要があります。もし乾燥が不十分なままレジンに封入すると、中で水分が蒸発してしまい、曇りやカビの原因になることも…。作業のテンポを落としたくない方は、速乾性のあるレジン専用のコーティング剤を一本持っておくと重宝すると思います。
空枠の底にマステを貼るテクニック

底のない金属フレーム(空枠)を使う場合、マステは封入パーツとしてだけでなく、レジンを流すための「底(土台)」としての役割も果たしてくれます。「底マステ」なんて呼ばれることもありますね。
この時のポイントは、「マスキングテープを隙間なくピッチリ貼る」ことです。空枠の裏側にマステを貼り付ける際、少しでも枠とテープの間に隙間や浮きがあると、そこからサラサラのレジン液が漏れ出してしまい、ライトの中でベタベタの大惨事になってしまいます。爪やヘラを使って、枠に沿ってしっかりと圧着させてください。
剥がした後の処理
レジンが硬化した後に底のマステを剥がすと、どうしてもテープの糊やテクスチャ(紙のザラザラ感)がレジンに移ってしまい、表面が曇ってしまいます。仕上げに裏側にも薄くレジンを塗ってコーティングしてあげると、ガラスのような透明感が戻って綺麗に仕上がりますよ。
レジンへのマスキングテープ封入を成功させる応用術
透けない基本の加工ができたら、次はもっと自由にデザインを楽しんでみましょう。マステならではの柄を活かして、ちょっと凝った作品に見せるテクニックをご紹介します。
宇宙塗り風デザインの簡単な作り方

深い青や紫、黒のグラデーションが神秘的な「宇宙塗り」。レジン作家なら一度は憧れる技法ですが、自分で着色剤を混ぜて作ろうとすると、色ムラができたり、色が濃すぎて硬化不良を起こしたりと、結構難しいんです。でも、「宇宙柄のマスキングテープ」を使えば、そんな悩みとは無縁で一瞬で完成しちゃいます。
やり方はとても簡単です。
- ミール皿や空枠の形に合わせて、宇宙柄のマステをカットして底に貼ります。
- その上から透明のレジン液を流します。
- お好みで星のメタルパーツや、ラメ、ホログラムを散らして硬化させます。
これだけで、まるで時間をかけて何層も塗り重ねたような、奥行きのある宇宙塗りが再現できます。マステなら柄も均一ですし、失敗が少ないのが嬉しいですよね。最近は100均にも、ギャラクシー柄や夜空柄など、いろんな種類の宇宙柄マステがあるので、ぜひ探してみてください。
シリコンモールドで浮くのを防ぐ技

球体や鉱石型など、立体的な形が作れるシリコンモールドにマステを入れるとき、一番困るのが「マステが浮いてくる」問題です。紙はレジン液より比重が軽いので、一度に液をドバッと入れると、プカプカと表面まで浮いてきてしまい、狙った位置(例えば真ん中など)に留まってくれないんです。
これを防ぐには、面倒でも「数回に分けて硬化する(層を作る)」のが鉄則です。
| 工程 | 作業内容 |
|---|---|
| 1層目(土台) | モールドの底に少量のレジンを入れ、硬化させます。これがマステを乗せるための土台になります。 |
| 2層目(接着) | マステを配置し、その上からごく薄くレジンを塗るか、爪楊枝で少量のレジンを付けて、1層目の土台に貼り付けるようにして硬化させます。ここで完全に固定してしまうのがコツです。 |
| 3層目(封入) | マステが動かなくなったことを確認してから、残りのレジンを流し込みます。 |
ちょっと手間に感じるかもしれませんが、この「接着」の工程を挟むだけで、狙った位置にピタッとマステを留めることができます。また、モールドのサイズぴったりにマステを切り抜くことができれば、壁面に引っかかって浮きにくくなります。これを「シンデレラフィット」なんて呼ぶ人もいるみたいですね。
封入時の気泡をきれいに抜く方法

マステを入れると、紙の表面の凹凸や、裏打ちした際の隙間に空気が入り込んで、プツプツとした気泡ができやすくなります。せっかくの作品が気泡だらけだと悲しいですよね。
気泡を抜く最大のコツは、レジン液を流した後に「エンボスヒーター」などで少し温めることです。レジン液は温めるとサラサラになって粘度が下がる性質があります。粘度が下がると、中に閉じ込められていた気泡が浮き上がりやすくなり、パチンと弾けて消えてくれます。
また、流し込んでからすぐにライトに入れず、数分間そのまま放置(静置)して、気泡が自然に抜けるのを待つのも効果的です。竹串などでつつきたくなりますが、逆に気泡を細かくしてしまうこともあるので、まずは「温めて待つ」を試してみてください。
温めすぎに注意
あまり高温にしすぎると、マステの糊が溶けたり、紙が変色したりするリスクがあります。ドライヤーの風だとホコリが入ることもあるので、できればレジン専用のエンボスヒーターを使い、様子を見ながら慎重に行ってくださいね。
ダイソーやセリアのおすすめ材料
最後に、私がよくお世話になっている100均のおすすめアイテムをまとめておきますね。最近の100均レジンコーナーは本当に進化がすごいです。
- ダイソー(DAISO): 封入用のラメやグリッター、シェルパウダーの種類が圧倒的に豊富です。マステの柄を邪魔しない程度の、細かいキラキラを加えるのに最適です。また、速乾性のUVレジン液も練習用にはもってこいです。
- セリア(Seria): なんと言っても先ほど紹介した「UVレジン用コーティング剤」が優秀すぎます。あと、デザイン性の高い背景シートや、おしゃれな空枠、シリコンモールドの種類が多いのもセリアの特徴かなと思います。
基本の道具や消耗品は100均で揃えて、どうしても透けさせたくない大事な作品や、販売用の作品を作る時だけ、パジコさんのようなメーカー製のレジン液や「ホワイトマットシール」を使う、というような「ハイブリッドな使い分け」が、コスパも良くて一番賢い方法だと思います。
レジンへのマスキングテープ封入まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「レジン マスキングテープ 封入」をテーマに、透けないための工夫や失敗しないコツについて、私の経験を交えてお話ししました。
マステの柄が透けてしまうのは「レジンが染み込んでいるから」で、それを防ぐには「裏打ち」や「コーティング」で壁を作ってあげれば良い、という理屈が分かると、対策もしやすくなるんじゃないかなと思います。最初は手持ちの100均マステや画用紙を使って、実験感覚でいろいろ試してみるのも楽しいですよ。
ぜひ、お気に入りのマスキングテープを使って、世界に一つだけの素敵なレジン作品を作ってみてくださいね。
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