【保存版】レジンで氷の作り方を解説!100均型なしからプロ級まで

低コストで実現する超リアルな氷の表現。100均アイテムとアイデアで常識を覆す、レジン氷の完成イメージ。 How to
レジンで作るリアルな氷の作り方完全ガイド

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こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。

透明感があって涼しげな氷のパーツ、レジンをやっていると一度は作ってみたくなりますよね。特に夏場や、クールな雰囲気のアクセサリーを作りたい時、あの「ちゅるん」とした質感が恋しくなります。でも実際にやってみると、気泡が入ってしまって炭酸水のようになってしまったり、エッジが丸まってただのプラスチックの塊に見えてしまったりして、本物の氷のような「冷たそうなリアリティ」を出すのは意外と難しいものです。

私も最初は、ただ四角い型に透明なレジンを流し込めば氷になると思っていました。しかし、出来上がったのは「氷っぽい何か」。そこから、もっと溶けかけのような生々しい質感や、かき氷のようなザクザクとした断面を出したいと思って、いろんな材料や道具を試行錯誤してきました。失敗もたくさんしましたが、その分、コツも掴めてきました。

この記事では、ダイソーやセリアといった100均で手に入る材料を使った「一番手軽な方法」から、型なしでティッシュを使う「裏技」、さらには気泡を徹底的に消してプロのような仕上がりにするための「上級テクニック」まで、レジンの氷の作り方に関する情報を余すところなくお伝えしていきます。初心者さんも、もっとレベルアップしたい中級者さんも、ぜひ最後までお付き合いください。

レジン液、アイデア、高品質という3つの要素を掛け合わせることで、プロ顔負けのクオリティを実現する概念図。
レジン氷作りに必要な3つの要素
この記事のポイント!
  • 100均アイテムを使って低コストで氷パーツを作る方法
  • 専用のモールドがなくてもティッシュでリアルな氷を作る裏技
  • かき氷や溶けかけの質感など様々な氷の表現テクニック
  • 気泡や黄変を防いで作品のクオリティを上げるポイント

初心者向けレジンの氷の作り方

まずは、誰でも簡単に始められる基本的な氷の作り方から見ていきましょう。「レジンを始めたばかりで、高い道具はまだ買えない…」という方でも大丈夫。特別な道具を買い揃えなくても、身近な100均ショップで手に入る材料や、家にあるものを使うだけで、驚くほどリアルな氷が作れるんです。「まずは試しに作ってみたい」という方は、ここからチャレンジしてみてくださいね。

ダイソーなど100均で揃う材料

100均アイテムとティッシュだけで作れる本格的な氷。かき氷風、キューブ型、プリズムのように光る氷などの作品例。
100均材料で作れる様々なレジン氷

レジンで氷を作ろうと思ったとき、まずチェックしたいのがダイソーやセリア、キャンドゥといった100均ショップです。最近の100均はハンドメイドコーナーが本当に充実していて、専門店顔負けの品揃えになっています。

レジン液の選び方

まず絶対に必要なのがレジン液ですが、100均のレジン液にもいくつか種類があります。氷を作るなら、以下のポイントを意識して選んでみてください。

種類特徴氷作りへの適性
速乾UVレジン硬化が早いが、収縮率が高くシワになりやすい場合がある。△(練習用には最適)
低粘度タイプサラサラしていて細かい型に流しやすい。気泡が抜けやすい。◎(複雑な氷の型に最適)
高粘度タイプぷっくりと盛り上げることができる。◯(表面の水滴表現に使える)

基本的には「透明(クリア)」を選びますが、少しだけ「クリアブルー」を混ぜると、南極の氷のような深みのある色合いを作ることもできます。100均のレジン液でも練習用なら十分使えますが、どうしても黄変(時間が経って黄色くなること)が早い傾向にあるので、長く使いたい作品には手芸店のレジン液を使うなど、使い分けるのが賢い方法です。

氷表現に使える封入素材

ただ透明なだけでは寂しい時に使えるのが、ネイルコーナーにある素材たちです。

  • オーロラホログラム: 氷の中に光が反射しているようなキラキラ感を演出できます。
  • クラッシュシェル(白・クリア): 氷の結晶や、内部のひび割れ(クラック)に見立てることができます。
  • ガラスフリット: かき氷や、砕けた氷の破片を表現するのに必須のアイテムです。

知っておきたいポイント
100均のシリコンモールドは、表面が少し粗い(マットな質感に近い)場合があります。ツルツルの氷を作りたいときは、モールドから出した後に、仕上げとして薄くレジン液を塗ってコーティングすると、透明感がグッと増しますよ。

型なしでできるティッシュの氷

丸めたティッシュペーパーをレジンに封入し、不規則なクラックや白濁を再現してリアルな氷にするビフォーアフター。
型なしでティッシュから氷を作る裏技

「作りたいサイズのモールドがない!」「もっとランダムで自然な砕けた氷が作りたい!」という方にぜひ試してほしいのが、ティッシュペーパーを使った「型なし」のテクニックです。「えっ、ティッシュをレジンに入れるの?」と驚かれるかもしれませんが、これが意外なほどリアルな氷になるんです。型を使わないので、好きな大きさ、好きな形に作れるのが最大のメリットです。

制作ステップ

では、具体的な手順をご紹介します。

  1. ティッシュをちぎる: ティッシュペーパーを適当な大きさにちぎります。この時、ハサミできれいに切るのではなく、手でちぎって繊維の毛羽立ちを残すのが最大のポイントです。この毛羽立ちが、氷の霜やひび割れのように見えます。
  2. 形を作る: ちぎったティッシュを小さく丸めたり、折りたたんだりして氷の芯(ベース)を作ります。ギュッと固く丸めすぎず、ふんわり感を残すと透明感が出やすいです。
  3. レジン液を染み込ませる: クリアファイルやシリコンマットの上にティッシュを置き、透明なレジン液を上から垂らして、たっぷりと染み込ませていきます。爪楊枝などでつつきながら、中心部までしっかり液を行き渡らせましょう。
  4. 硬化させる: 全体が濡れた状態になったら、形を整えてUVライトで硬化させます。

レジン液がティッシュの繊維(セルロース)に完全に染み込むと、光の屈折率の関係で繊維が透明化して見えなくなります。しかし、完全に透明にはならず、繊維の重なりが「氷の内部にある細かなヒビ」や「不純物」のような複雑な乱反射を生み出すのです。

ここがポイント!
完全に透明にするのではなく、あえて少し空気を含ませたり、表面をボコボコさせたりすることで、冷凍庫から出したばかりの「キンキンに冷えた氷」の雰囲気が表現できます。仕上げに表面だけ再度レジンを塗ると、「少し溶け始めた氷」になりますよ。

セリアのシリコンモールドを使う

セリアは特にハンドメイド好きに人気の高い100均ですが、ここのシリコンモールドは種類が豊富でデザインも繊細なものが多いです。氷作りに活用するなら、「鉱石型」や「宝石型」のモールドが実はすごく使えます。

鉱石モールドで「ロックアイス」を作る

角氷を作るための正方形のモールドも良いですが、バーで出てくるような「ロックアイス」や、自然界にある氷は真っ四角ではありませんよね。セリアの鉱石モールド(クリスタル型)を使って透明なレジンを固めると、ランダムにカットされた氷のようなシャープな印象のパーツが作れます。

これをピアスやイヤリングに加工すると、光を多方向に反射してとても涼しげで上品な仕上がりになります。あえてバリ(はみ出した部分)をきれいに取りすぎず、少し残しておくのも「砕いた氷」っぽさを出すコツです。

ソフトモールドの利点

また、セリアには「ソフトモールド」という少し柔らかめの半透明な型もあります。これは硬いシリコン型に比べて、硬化後のパーツを取り出しやすいのが特徴です。無理に引っ張って型を傷めることが少ないので、初心者さんには特におすすめです。モールドにレジンを流し込む際は、一度に上まで入れずに数回に分けて硬化させると、紫外線が奥まで届き、中までしっかり固まりやすくなります。

リアルなかき氷をレジンで作る

表面のザラつきと光の乱反射を表現した、かき氷のようなレジンの質感詳細。
レジンで表現するかき氷の粒感

夏になると作りたくなるのが「かき氷」のフェイクスイーツですよね。あのフワフワ、シャリシャリした質感を出すには、少し工夫が必要です。単にレジンを型に流して固めるだけでは、ただの透明な塊になってしまい、かき氷らしくはなりません。

「シャリシャリ感」の正体

かき氷の「氷の粒」を表現するために使われるのが、粒状の素材です。以下のような素材をレジン液と混ぜて「氷ペースト」を作ります。

  • ガラスフリット(カレット): ガラスを細かく砕いたもの。透明度が高く、光を鋭く反射します。
  • シュガーパウダー(ネイル用): 砂糖のような細かい粒子。少しマットな質感になり、霜が降ったような表現に向いています。
  • クラッシュした硬化済みレジン: 余ったレジンを硬化させてニッパーで細かく砕いたもの。材料費0円でエコです。

これらを透明なレジン液と混ぜ合わせ、粘度のあるペースト状にしたものを、器に山盛りにしていきます。

シロップでリアリティを足す

そして大事なのがシロップ!ここで活躍するのが、タミヤなどの模型メーカーから出ている「トッピングの達人(ソース)」のようなアイテムです。これを上からとろりと掛けると、シロップが氷の隙間に染み込んでいく様子がリアルに再現できます。

レジンに着色剤を混ぜてシロップ風にするのもアリですが、専用のソースを使うと透明感と粘度が絶妙で、垂れる表現が簡単にできます。失敗が少ないので、ここだけは専用アイテムに頼るのも一つの手ですよ。

失敗しないための角氷の作り方

シンプルな「角氷(キューブアイス)」こそ、ごまかしが効かないので実は一番難しかったりします。よくある失敗が、硬化するときにレジンが縮んでしまい、真ん中が凹んでしまうことや、角が丸くなってしまうことです。また、厚みがあるため内部が硬化不良を起こしやすいのも難点です。

積層硬化テクニック

きれいな角氷を作る最大のコツは、「一気に流し込まないこと」です。深さのあるモールドに一度にレジンを入れると、硬化反応の熱が高くなりすぎて気泡が発生したり、収縮が大きく出て形が歪んだりします。

工程作業内容ポイント
1層目モールドの底3分の1程度までレジンを入れ硬化。気泡がないか底面からチェックする。
2層目さらに3分の2程度まで入れて硬化。1層目が冷めてから入れると境目が見えにくくなる場合がある。
3層目溢れるギリギリまで入れて硬化。表面張力で少し盛り上がるくらいに入れると、収縮しても凹みにくい。

面倒でもこのように2〜3回に分けて層を作るように流し込み、その都度硬化させていくと、歪みの少ないきれいな真四角のキューブが作れます。

注意点
層を分けて硬化させるとき、完全に冷める前に次の層を入れると、レジン同士が馴染んで境目が目立ちにくくなります。逆に時間が空きすぎて完全に冷え切ってしまうと、層の境界線(レイヤーライン)がくっきり見えてしまうことがあるので、手際よく作業するのがコツです。

上級者編レジンの氷の作り方

ここからは、よりクオリティを追求したい方に向けたステップアップ編です。「手作り感」を卒業して、販売できるレベルの作品を目指すなら避けて通れない「気泡」や「黄変」の問題、そして質感へのこだわりについて、私の経験を交えて詳しく解説していきます。

レジンの気泡をきれいに消す

意図しない細かい気泡が入って濁った状態と、気泡処理をして透明度が高いクリスタルな状態の比較画像。
レジンの気泡ありとなしの透明度比較

氷の表現において、気泡は「敵」にもなれば「味方」にもなります。微細な気泡は氷らしさを演出しますが、意図しない大きな気泡が入ってしまうと、どうしても素人っぽさが出てしまいますよね。特に透明度が命の氷作品では、気泡のコントロールが最重要課題です。

エンボスヒーターと湯煎の活用

気泡を消すための基本テクニックとして有効なのが、以下の2つの方法です。

方法やり方メリット
エンボスヒーター流し込んだレジンに熱風を当てる。表面の気泡を瞬時に消せる。ピンポイントで狙える。
湯煎(ゆせん)レジンボトルのまま温かいお湯につける。レジン全体の粘度が下がり、攪拌しても気泡が抜けやすくなる。

特にエンボスヒーターは必須級のアイテムです。ドライヤーと違って風が弱く温度が高いので、レジンを吹き飛ばさずに温めることができます。熱を加えるとレジンの粘度が下がり(サラサラになり)、中に閉じ込められた気泡が表面に浮いてきます。さらに熱で気泡が弾けて消えてくれるので、細かい泡もかなり除去できます。

補足情報
本気のプロ仕様を目指すなら「真空脱泡機」や「加圧ポット」という工業的な機材もありますが、数万円する高価なものです。趣味の範囲やハンドメイド販売レベルなら、エンボスヒーターと丁寧な作業(爪楊枝で一つずつ潰すなど)で十分きれいに仕上がりますよ。

溶けかけの質感を表現するコツ

角が取れた滑らかなフォルムと、表面の水濡れ感を表現した、物語性を感じさせるレジン氷のアップ。
溶けかけの氷の透明感と水濡れ表現

ただの四角い氷ではなく、「コップの中で少し溶けだした氷」のような表現ができると、作品の物語性が一気に増します。カクッとした角がある氷も綺麗ですが、角が取れて丸みを帯びた氷は、見る人に「時間経過」や「温度」を感じさせることができます。

エッジを丸めて「水」を演出する

この「溶けかけ感」を出すポイントは、「エッジ(角)を丸めること」「濡れたような艶」です。

  1. 削る: 硬化したレジンの角をヤスリ(スポンジやすり等)で削って丸みを持たせます。この段階では表面が白く曇りますが気にしません。
  2. コーティング: その上からもう一度レジン液を薄くコーティングします。すると、ヤスリの傷が消えて透明に戻ると同時に、表面張力でレジンがとろりと垂れるような形状になります。
  3. 水滴を描く: 仕上げに、高粘度のレジンを爪楊枝に取り、表面にポツンと乗せて硬化させると、氷の表面を伝う水滴を表現できます。

また、雫型のモールドで作ったパーツを組み合わせたり、あえて形を崩す勇気が、リアリティを生む鍵になります。

レジンの黄変を防ぐテクニック

太陽光(紫外線)によるレジンの変色を防ぐため、コーティングや保管方法でブロックするイメージイラスト。
レジンの経年劣化と黄変を防ぐ対策

せっかくきれいに作った氷のパーツが、数ヶ月後に黄色く変色してしまったらショックですよね。レジンの宿命とも言える「黄変(おうへん)」ですが、いくつかの対策で遅らせたり防いだりすることができます。

高品質なレジン液への投資

一番確実なのは、「黄変しにくい高品質なレジン液」を使うことです。100均のレジンも優秀ですが、やはりメーカー製のレジン液は成分が研究されており、経年劣化への耐性が段違いです。

  • 星の雫(パジコ): 黄変しないことで有名な最高級レジン。硬化も早く、透明度が抜群です。
  • まさるの涙: コスパと品質のバランスが良い人気商品。

氷モチーフはずっと透明であってほしいので、ここだけは少しコストをかける価値があると思います。特に販売用やプレゼント用の作品を作るなら、メーカー製レジンを強くおすすめします。

物理的な防御策

また、完成した作品に「UVカットスプレー」を吹きかけておくのも一つの手です。紫外線は黄変の最大の原因なので、物理的にカットしてあげることで、クリアな状態を長く楽しむことができます。窓辺に置かないなど、保管場所に気をつけるのも大切ですね。

氷のアクセサリーに加工する

作った氷パーツをピアスやネックレスなどのアクセサリーに加工する場合、金具の付け方に悩みますよね。不透明なパーツなら裏に貼り付ければ良いですが、透明な氷の中に透けて見える金具は、デザインの一部として考える必要があります。

方法やり方特徴
ヒートン埋め込み硬化前のレジンに金具(ヒートン)を差し込んで固める。一番簡単だが、金具の軸が氷の中に見える。
穴あけ&接着硬化後にピンバイス(ドリル)で穴を開け、金具を接着剤で固定。位置を正確に決められる。手間はかかる。
カン付き座金氷の上部にかぶせるような金具(座金)を接着する。金具が透けず、高級感が出るが、デザインが限られる。

氷の透明感を生かすなら、なるべく小さな金具を使うか、あるいはシルバーやゴールドの金具をあえて見せて「氷の中に閉じ込められた金属」のような演出にするのもおしゃれです。夏場なら、浴衣に合わせるかんざしや、耳元で揺れるイヤリングにすると本当に涼しげで目を引きます。少し気泡が入ってしまった失敗作も、いびつな形の淡水パールと合わせたりすれば、「アンティークガラス風」として可愛く生まれ変わることもありますよ。

レジンの氷の作り方のまとめ

レジンを使った氷の作り方は、100均の材料で手軽に楽しむ方法から、質感や透明度にとことんこだわる方法まで、実に奥が深いです。最初は気泡が入ったり形が歪んだりするかもしれませんが、それもまた「自然な氷の表情」として楽しむことができます。

今回ご紹介したティッシュを使った型なしテクニックや、エンボスヒーターでの気泡対策など、自分に合いそうな方法からぜひ試してみてください。「氷」というシンプルなモチーフだからこそ、あなたの工夫次第でオリジナリティあふれる素敵な作品が生まれるはずです。

※記事内で紹介した材料や道具の価格、仕様は変更される場合があります。また、レジンを使用する際は換気を十分に行い、アレルギー対策として手袋を着用するなど、安全に配慮して楽しんでくださいね。(参考:情報源: 厚生労働省 – 2023年度 家庭用品に係る健康被害の年次とりまとめ報告 (PDF)P8~9)

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