※本記事はプロモーションが含まれています。
こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。
最近は自分だけの推しぬいを自作する方が増えていますが、お顔の命とも言えるパーツ作りで悩んでいませんか。ぬいぐるみ用の目の作り方を調べてレジンに挑戦しようと思っても、セリアやダイソーといった100均の材料だけで丈夫に作れるのか、気泡が入らないようにするにはどうすれば良いのか、疑問は尽きないですよね。特に初心者の方にとっては、埋め込むための足の作り方や目の固定方法も大きなハードルになりがちです。今回は私自身の経験も踏まえ、材料選びから仕上げのコツまでを分かりやすくまとめてみました。
- 100均素材とメーカー製レジンの使い分け方
- アニメ風の瞳を再現する印刷や手描きのコツ
- 気泡やベタつきを防ぐきれいな仕上げ技術
- ぬいぐるみ本体に固定するための足の加工法
初心者向けぬいぐるみ目の作り方とレジンの基礎
まずは、レジンアイ作りを始めるにあたって知っておきたい基本的な材料や道具についてお話しします。手軽に手に入る100均アイテムから、クオリティを格上げするプロ愛用のレジン液まで、それぞれの特徴を押さえておきましょう。適材適所で使い分けることが、失敗しないための第一歩です。
100均やダイソーでの材料調達
レジンアイ作りを始めるとき、まず足を運びたくなるのが100円ショップですよね。特にダイソーやセリアなどのハンドメイドコーナーは年々充実していて、私たちのようなクラフト好きにはたまらない空間です。
ダイソーのレジン液は、何と言ってもそのコストパフォーマンスの高さが魅力です。練習用として量を気にせず使えるので、「まずは形にしてみたい」「失敗しても痛くない材料で試作したい」という段階では非常に頼りになります。最近は「速乾」タイプも出ていて、以前よりも使いやすくなっている印象ですね。
ただし、100均のレジン液はプロ用のものと比較すると、どうしても気泡が抜けにくかったり(粘度が高い)、硬化後に少しベタつきが残ったりすることがあります。
このような特性があるため、最初は100均の材料で練習をして技術を磨き、本番用の作品や、長く大切にしたい推しぬいを作る際にはメーカー製を検討する、という使い分けが賢い方法かなと思います。また、ダイソーの樹脂粘土は土台作りにも役立つので、レジン液以外も要チェックです。
セリアのモールドの最新動向

個人的に「これはすごい!」と注目しているのが、セリアのモールド事情です。以前は汎用的な半球モールドを使うのが一般的でしたが、最近ではドールアイ専用のシリコーンモールドが販売されているのを見かけるようになりました。
セリアのモールドのメリット
手芸店で買うと数百円〜千円以上するセット売りではなく、欲しいサイズを100円(税抜)でピンポイントに購入できるため、初期投資をぐっと抑えられます。
特に、ぬいぐるみに使いやすい10mm〜14mm前後のサイズ展開があるのは嬉しいポイントです。ただ、個体差なのかもしれませんが、たまに鏡面仕上げ(ツルツルした面)の精度が甘く、出来上がりが少し曇ってしまうものに当たることがあります。その場合は、仕上げにコーティング剤を塗ってツヤを出すひと手間が必要になることも覚えておいてくださいね。
パジコの星の雫と品質比較
「やっぱり透明感にはこだわりたい!」「数年後も綺麗な瞳のままでいてほしい」という方におすすめしたいのが、株式会社パジコのレジン液です。ハンドメイド界隈では定番中の定番ですが、その中でも私が特によく使う製品の特徴をまとめてみました。
| 製品名 | 硬化速度 | 黄変への強さ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 星の雫 | 超速い | 最強クラス | 本番用・長期保存 |
| 太陽の雫 | 普通 | 普通 | 厚みのある作品 |
| ソフトタイプ | 速い | 強い | 柔らかさが欲しい時 |
特に「星の雫」の黄変耐性は素晴らしいです。一般的なレジンは紫外線や経年変化で徐々に黄色く変色してしまいますが、星の雫はその劣化が極めて遅いことがメーカーの研究でも示されています(出典:株式会社パジコ『星の雫 商品情報』)。
大切な推しぬいの目が濁ってしまうのを防ぐためにも、販売用や長期保存用にはこちらを選ぶのが無難です。ただし、硬化が速すぎて化学反応による熱が高くなりやすいので、一度に厚く塗りすぎないように注意が必要です。
>>星の雫レジン液と100均レジン液を比較!初心者はどっちを選ぶ?
紙への印刷でアニメ風の瞳に

アニメキャラクターのような複雑でキラキラした瞳を作りたい場合、手描きよりも「印刷した紙を封入する」方法がおすすめです。PCやタブレットで描いた虹彩のデザインを印刷してレジンに閉じ込めるのですが、ここにもプロ並みに仕上げるためのちょっとしたコツがあります。
用紙選びが命運を分ける
普通紙に印刷すると、繊維の隙間にレジン液が染み込んで色が透けてしまい(グレーっぽくなる)、ぼんやりした印象になってしまいます。必ず「光沢紙」や「耐水ラベルシール」を使いましょう。
滲みを防ぐプレコーティング技術

また、切り抜いた紙をそのままレジンに入れると、紙の断面(切り口)からジワジワと液が染みて滲んでしまうことがあります。これを防ぐために、私は紙の断面や表面に薄くレジンやコーティング剤を塗って硬化させる「プレコーティング」という作業を必ず行っています。この一手間で、輪郭がくっきりとした美しい仕上がりになりますよ。
手描きと100均素材の工夫
プリンターがない場合や、もっとアナログな温かみを出したい場合は、手描きメソッドも楽しいです。ここで活躍するのが、キャンドゥなどで売っている透明な「クッションゴム(衝撃吸収パッド)」や、100均の半球レジンモールドです。
半球の裏側に油性ペン(マッキーなど)で色を塗ったり、黒い画用紙を4.5mm程度のパンチで丸く抜いて貼り付けて瞳孔にしたりします。0.3mmくらいの極細ペンを使って放射状の線を描き込むと、グッとリアルな瞳になります。
水性ペンを使いたいときはプラスチック表面にインクが弾いてしまうので、表面を少しやすりで削るか、マットバーニッシュを塗って下地を作るのがポイントです。身近な文房具だけで作れるので、お子様の自由研究や、レジンアレルギーが心配な方の「非レジン製作」としてもおすすめです。
ぬいぐるみ目の作り方でレジンを極める実践術

材料が揃ったら、いよいよ製作です。ここでは、初心者がつまずきやすい「気泡」「ベタつき」「足(ループ)の取り付け」という3つの壁を乗り越えるための実践的なテクニックをご紹介します。
気泡を抜く温度管理と裏技
レジンアイ作りで一番の敵は「気泡」です。特にレンズ効果のあるドーム状の目の場合、小さな気泡一つが目立ってしまいます。粘度の高いレジン液を使うと、細かい泡がどうしても残ってしまいがちですが、実はこれ、「温度」を味方につけることで解決できるんです。
エンボスヒーターの活用

レジン液は温めるとサラサラになります。私はエンボスヒーターの使い方でも解説している通り、モールドに入れたレジンに熱風を当てて少し温めています。そうすると、粘度が下がって気泡がプクプクと表面に浮いてくるので、それを取り除けばOKです。
ヘアドライヤーはNG!
風が強すぎてレジンが飛び散ったり、ホコリを巻き込んだりしてしまいます。また、加熱しすぎた直後のレジンは反応が急激に進むので、少し冷ましてからライトを当てないと、煙が出たり変形したりする危険があります。
硬化後のベタつき防止法
「しっかりライトを当てたはずなのに、表面がなんだかベタベタする…」という経験、ありませんか?これは「酸素阻害」といって、空気に触れている部分の重合反応が邪魔されてしまう現象や、ライトの波長が合っていないことが原因の場合が多いです。
対策としては、以下の3点をチェックしてみてください。
- 電池式のライトではなく、パワーの安定したUSBやコンセント式のライトを使う。
- レジンの対応波長(405nmなど)とライトの波長が合っているか確認する。
- 部屋の温度が低すぎないようにする(化学反応は20度以上推奨)。
それでもベタつきが取れない場合は、エタノールで未硬化分を拭き取った後に、ジェルネイル用の「ノンワイプトップコート」を塗って仕上げるのが一番手っ取り早くてきれいになります。
ワイヤーでの頑丈な足の作り方
ぬいぐるみに目を取り付けるために必要な裏側の「足(ループ)」作り。これがレジンアイ製作の最難関かもしれません。接着剤で表面に貼るだけだと、お子様が遊んでいるうちにポロリと取れて誤飲の原因にもなりかねないので、私はワイヤーで埋め込む方法を推奨しています。
抜け防止のアンカー構造

アルミ(1.5mm〜2.0mm)やステンレスのワイヤーを使って、ラジオペンチで「渦巻き(蚊取り線香のような形)」を作ります。そして、その中心からU字型のループを立ち上げます。
この「渦巻き部分」をレジンの中に埋め込むことで、アンカー(船の錨)のような役割を果たし、引っ張っても抜けなくなります。
ただの真っ直ぐな棒や小さな輪っかだけだと、強い力がかかった時にスポッと抜けてしまうことがあるので、この渦巻きを作る工程はサボらずにやるようにしています。
ボタン活用と接着のポイント
「ワイヤーを曲げるのが難しい」「ペンチの扱いが苦手」という方は、市販の「足つきボタン」を活用するのも一つの手です。手芸店にある足つきボタンの足をニッパーで切って使うか、小さいサイズならそのまま利用します。
透明なボタンならUVレジンで接着できますが、不透明な金属やプラスチックのボタンの場合、UVライトの光が届かず中が固まりません(未硬化)。その場合は、エポキシ系の2液混合接着剤や、強力な多用途接着剤を使ってください。「固まったと思ったら中がドロドロだった」という失敗を確実に防げます。
ぬいぐるみへの取り付け手順

完成したレジンアイをぬいぐるみに取り付けるときは、単に縫い付けるだけでなく「引き込み」という工程が重要になります。足(ループ)に丈夫なタコ糸やボタン付け糸を通し、顔の表から後頭部(または首の付け根)へと針を貫通させます。
この時、糸をグッと強く引くことで、目が顔の生地に沈み込み、可愛い「眼窩(くぼみ)」が生まれます。これがあるのとないのとでは、表情の生き生きさが全然違うんです!
糸を引いた状態をキープしたまま玉止めをするのですが、力が一点にかかって布が破れないよう、見えない部分(後頭部の内側や外側)に力布(フェルトの切れ端など)やワッシャーを噛ませておくと安心ですよ。

ぬいぐるみ目の作り方とレジンの総括

ここまで、ぬいぐるみ用のレジンアイ作りについて解説してきました。材料の化学的な特性から、光を操るデザイン、そして構造的な強度まで、奥が深い世界ですよね。
検索してこの記事にたどり着いた方は、きっと「もっと可愛い推しぬいにしたい」という熱い気持ちをお持ちだと思います。最初は100均の材料で練習しつつ、徐々にパジコのような高品質なレジンや、複雑なモールドに挑戦していくのが上達の近道です。
今後は3Dプリンターで作ったオリジナルの型を使ったり、LEDを仕込んだりといった進化も進んでいきそうです。ぜひ、世界に一つだけの素敵な瞳を作ってあげてくださいね。なお、この記事で紹介した方法は私個人の経験に基づくものです。使用する道具の取り扱いには十分注意し、安全に配慮して楽しんでください。


コメント