レジンの細かい模様が描けない?失敗しないコツと道具を徹底解説

レジンの細かい模様が描けない悩みと、その解決策が技術ではなく知識にあることを解説したアイキャッチ画像 How to
レジンの細かい模様が失敗する原因は知識不足

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こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。

繊細なレースや雪の結晶のようなデザインに憧れてチャレンジしてみたけれど、細かい部分に気泡が入ってしまったり、なんだか線がぼやけてしまったりした経験はありませんか?せっかく時間をかけて作ったのに、イメージ通りにいかないと本当に落ち込みますよね。

実は私も、レジンを始めたばかりの頃は細かい模様のモールドを使うたびに失敗ばかりしていました。「私の技術不足かな…」と悩んでいたんですが、実はレジン液の選び方やちょっとした道具の工夫を知るだけで、驚くほどきれいに仕上がるようになったんです。

今回は、私が数え切れないほどの失敗を経て見つけたコツや、2025年に流行しそうなデザインのヒントなど、細かい模様に関する悩みを解消する方法を余すことなくお話ししますね。

この記事のポイント!
  • 細かいモールドに最適なレジン液の粘度と選び方
  • 気泡や未硬化を防いでクオリティを上げる具体策
  • 細かい線を描くための便利な道具と下処理の技術
  • 2025年のトレンドを取り入れたデザインのヒント

レジンの細かい模様作りで失敗しないための基礎知識

「どうして細かい部分だけうまくいかないんだろう?」と悩んでいるなら、まずは基礎的な部分を見直してみるのが近道かもしれません。ここでは、私が実際に作品作りを通して学んだ、材料選びや環境設定の大切なポイントについてお話ししますね。

レジンと樹脂の違いを理解し液を選定する

レジンと一口に言っても、実は種類によって得意なことが全然違うんです。「樹脂」という言葉は広い意味を持っていますが、私たちがハンドメイドで使うのは主に「UV-LEDレジン(1液性)」と「エポキシレジン(2液性)」の2つですよね。

細かい模様を作るとき、私が特に気をつけているのが粘度(ねんど)の選び方です。ぷっくりとした盛り上がりを作るには高粘度のレジンが良いのですが、細かいモールドの隅々まで液を行き渡らせるには、断然「低粘度(サラサラ)」タイプのレジンが向いています。

ここがポイント

レジン液の高粘度(ドロドロ)と低粘度(サラサラ)の特徴比較と、細かい模様への適性を解説した図
細かい作業には低粘度のレジン液が最適

ドロッとした高粘度のレジンは表面張力が強く、細かい溝に空気が閉じ込められやすいんです。逆にサラサラのレジンは水のようにスッと隙間に入り込んでくれるので、複雑な模様でも失敗が少なくなりますよ。

もし手持ちのレジンが高粘度のものしかない場合は、無理に使わず、細かい作業用として低粘度のレジンを一本用意することをおすすめします。これだけで仕上がりのシャープさが劇的に変わります。

細かいモールドの気泡の抜き方と温め方

細かい模様の最大の敵、それは「気泡」です。特にシリコンモールドの先端や、模様が複雑な部分には空気が残りやすくて、硬化してから「ああっ!」となること、ありますよね。

私が実践している一番効果的な方法は、物理的に空気を追い出すことと、「温める」ことの合わせ技です。

  1. プレコーティングをする
    いきなりドバっと流し込まず、筆先に少量のレジンを取り、モールドの細かい溝にだけ先に塗っておきます。
  2. 温めて粘度を下げる
    エンボスヒーターを使ってレジン液を温めると、一時的にさらにサラサラになります。こうすると、中に潜んでいた微細な気泡がプクプクと浮いてきやすくなるんです。
レジンの気泡を防ぐための、筆を使ったプレコーティング(物理)とエンボスヒーターによる加熱(熱)の手順イラスト
プレコーティングとエンボスヒーターで気泡を除去

ここで、粘度の違いによる適性を表にまとめてみました。

粘度タイプ特徴細かい模様への適性おすすめの用途
低粘度サラサラで水に近い◎(最適)複雑なモールド、ドライフラワーの封入
中粘度バランスが良い△(工夫が必要)セッティング台、一般的な作品作り
高粘度ドロッとしている✕(不向き)ぷっくり盛り上げる、表面コーティング

ただし、温めすぎるとモールドを傷める原因にもなるので、様子を見ながら慎重に行ってくださいね。

未硬化の原因であるベタつきを解消する

細かい模様がきれいに型取れたと思っても、取り出してみたら表面がベタベタしていて、指紋がついて台無しに…なんてこともよくある悩みです。この「未硬化」は、光が奥まで届いていないことや、温度の低さが原因なことが多いんです。

特に冬場、室温が低いと化学反応が鈍くなって、しっかりライトを当てても硬化不良を起こしやすくなります。私は作業する部屋を暖房でしっかり温めて、室温を20℃〜25℃くらいに保つようにしています。

実際、大手レジンメーカーも、気温が低い環境ではレジン液の粘度が高くなり気泡が抜けにくくなることや、硬化に時間がかかる場合があることを公式に注意喚起しています。

(参考:フジ合成株式会社

冬場のレジン硬化不良を防ぐための温度管理と、多角的な照射の重要性を解説したイラスト
レジンの硬化不良を防ぐ適正温度は20度〜25度

注意点

細かいモールドの溝の奥は、光が届きにくい「死角」になりがちです。いろんな角度からライトを当てたり、モールドを裏返して照射したりと、多角的に攻めるのがコツですよ。

道具のおすすめと筆の種類による使い分け

細かい作業をするとき、爪楊枝を使っている方も多いのではないでしょうか? もちろん爪楊枝も便利ですが、先端の繊維がレジンに混入したり、折れたりすることがあるので、私は専用のツールを使うようにしています。

特におすすめなのが「シリコンペン(シリコンブラシ)」です。これ、本当に便利なんです!

  • シリコンペン:レジンを弾かず、塗り広げたり気泡を押し出したりするのに最適。硬化後はペリッとレジンを剥がせるのでお手入れも楽ちんです。
  • 金属製のニードル:頑固な気泡を一点集中で突いて潰すのに使います。
  • 極細の筆:模様を描き足すときに使いますが、レジン専用にしておかないと固まってしまうので注意が必要です。
爪楊枝の代わりにプロが選ぶレジン道具(シリコンペン、金属製ニードル、極細筆)の用途とメリット
レジン制作に便利なシリコンペンとニードル

道具を変えるだけで、作業のストレスがぐっと減るので、ぜひ試してみてください。

レジンが弾く現象を防ぐ下地処理のコツ

硬化したレジンの上に模様を描こうとしたら、インクや絵の具が玉のように弾いてしまって描けない…という経験はありませんか? これはレジンの表面がつるつるすぎて、水分や油分を弾いてしまうからなんです。

そんなときは、表面に「足付け」という処理をします。

足付けの方法

レジンの表面がつるつるで弾く場合の解決策として、サンドペーパーでの足付け処理とトップコートによる透明復活の工程図
レジン表面をサンドペーパーで足付けして弾きを防止

細かい番手のサンドペーパー(#400〜#600くらい)で表面を軽く削り、わざとザラザラにします。こうすることで、塗料が食いつきやすくなるんです。

「透明感がなくなっちゃう!」と心配になるかもしれませんが、模様を描いた後に上から透明レジンでコーティングすれば、傷は埋まって元の透明感に戻るので安心してくださいね。また、マットコート剤を塗って表面をサラサラにしてから描くのも有効なテクニックです。

レジンの細かい模様を自在に描く応用テクニック

基礎をしっかり押さえたら、次はもっと自由な表現に挑戦してみましょう。ここでは、モールドだけでなく、自分で模様を描いたりパーツを組み合わせたりして、オリジナリティあふれる作品を作るためのテクニックをご紹介します。

レジンペンの描き方とトップコートの相性

最近はレジンに直接描けるペンも増えてきましたね。0.5mmくらいの極細ペン先のものを使うと、かなり細かい模様まで手描きで再現できます。

ただ、紙に書くのと違って滑りやすいので、最初は端材などで練習するのがおすすめです。そして大事なのが、描いた後の処理です。

手描きの模様は摩擦に弱いので、必ず透明レジンでトップコート(オーバーコート)をして保護しましょう。このとき、一度に厚く塗ると描いた線が滲んでしまうことがあるので、薄くさっと塗って仮硬化させるのがコツです。

宇宙の塗り方で人気の2025年デザイン

細かい模様といえば、夜空に広がる星々や銀河のような「宇宙」モチーフも人気が続いています。特に2025年に向けては、より幻想的で奥行きのあるデザインがトレンドになりそうです。

私が注目しているのは、層(レイヤー)」を意識した塗り方です。

  1. 一番下の層に濃いブルーや黒を流す。
  2. 一度硬化させた後、透明な層を作り、そこに白やゴールドの絵の具をスパッタリング(ブラシで弾いて霧状にする技法)して細かい星を描く。
  3. さらに透明層を重ねて、大きめのラメやホログラムを配置する。
背景層、透明層、表面層に分けて硬化させることで、パララックス効果を生む宇宙塗りレジンの構造図
層(レイヤー)を分けて作る奥行きのある宇宙デザイン

こうやって模様を層ごとに分けることで、まるで本物の宇宙のような奥行きが生まれます。月や星のモチーフと組み合わせると、一気にトレンド感のある作品になりますよ。

シールの埋め込みで繊細な表現をする

「手描きは自信がない…」という方は、埋め込み専用のシールを活用しましょう。「レジンクラブ」などのシールは本当に優秀で、手描きでは不可能なレベルの繊細なレース模様や、都市のシルエットなどが簡単に表現できます。

シールを貼るときのポイントは、空気を絶対に入れないこと。ピンセットで端からゆっくり押さえるように貼り付け、シリコンペンなどで密着させます。

立体感を出す裏技

シールも一度に全部貼るのではなく、レジンの層を変えて2枚重ねて貼ってみてください(例:手前の層に大きな花、奥の層に小さな花)。これだけで「パララックス効果」が生まれ、プロのような仕上がりになります。

ヤスリの番手を使い分け仕上げる研磨術

細かい模様の入った作品は、仕上げの研磨(やすりがけ)が命です。バリを取るだけでなく、表面を磨き上げることで、内部の模様がよりクリアに見えるようになります。

私は普段、以下の順番でヤスリをかけています。

研磨の基本ステップ

  1. #400〜#600:大きなバリや凹凸を削る(形を整える段階)。
  2. #1000〜#1500:表面の傷を細かくしていく。
  3. #2000以上〜コンパウンド:曇りを取ってツヤを出す。

細かい模様の部分を削りすぎないよう、慎重に進めてくださいね。最後はコーティング用のレジンを薄く塗って仕上げれば、ガラスのような輝きになります。

レジンの細かい模様で作品の質を高めよう

液選び、気泡対策、環境、道具、仕上げの5つの観点からレジン作品の完成度を高めるポイントをまとめたリスト
レジン作品のクオリティを上げるチェックリスト

レジンの細かい模様作りは、最初は難しく感じるかもしれませんが、粘度の選び方や温度管理、そして便利な道具たちを味方につければ、必ずきれいに作れるようになります。

うまくいかないときは、「部屋が寒くないかな?」「レジンがドロドロになってないかな?」と、一度環境を見直してみてくださいね。細かいディテールが決まると、作品全体のクオリティがぐっと上がって、作るのがもっと楽しくなるはずです。ぜひ今回のテクニックを取り入れて、あなただけの素敵な作品を作ってみてください!

※本記事で紹介した技法や材料の特性は一般的な目安です。使用するレジン液のメーカーや環境によって結果は異なりますので、制作の際は必ず換気を十分に行い、各製品の注意書きをよく読んで自己責任で行ってください。皮膚に異常を感じた場合は直ちに使用を中止し、専門医にご相談ください。

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