剥がれない!ボンボンドロップシールのレジンでの作り方と自作術

ボンボンドロップシールの理想的な完成形と、実際に起こりやすい剥離現象(ポロリと取れる)の比較イラスト。ドーム型のレジンが平らなシール面から浮いてしまっている様子。 How to
ボンボンドロップシールがレジンから剥がれる原因の比較図

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こんにちは。気まぐれレジン便り、運営者の「TOMO」です。

最近、InstagramやTikTokなどのSNSで、うるうるとした艶がたまらないシールをよく見かけますよね。推し活グッズとしても大人気のアイテムですが、いざ自分でやってみるとボンボンドロップシールをレジンで加工したのにポロリと剥がれてしまったという経験はありませんか。せっかく可愛くできたのに、すぐに壊れてしまうと本当にショックですよね。また、人気すぎてお店に売ってないから100均の材料やアンパンマングミの型を使って作り方が知りたいという方も多いはずです。実はちょっとしたコツを知るだけで、剥がれない丈夫な作品が作れるようになるんですよ。今回は私が実践して成功した方法や、キーホルダーへの加工術まで余すことなくお伝えしますね。

この記事のポイント!
  • レジン加工したシールが剥がれてしまう本当の原因
  • マットコートを使った剥がれないための具体的な手順
  • アンパンマングミの型を活用したクオリティの高い自作方法
  • キーホルダーやピアスに丈夫に加工するテクニック

剥がれないボンボンドロップシールのレジンでの作り方

「可愛く盛れた!」と思っても、時間が経つとペリッと綺麗に剥がれてしまうのが、この加工の最大の悩みどころですよね。ただの接着不良だと思って強力な接着剤を使ってみても、やっぱりまた剥がれてしまう…。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。ここでは、なぜ剥がれてしまうのかという根本的な理由を科学的な視点も交えて解説し、それを解決するための「絶対に剥がれない」鉄板のテクニックを詳しくお伝えしていきます。初心者の方でも、この理屈さえわかればすぐに実践できる内容ですよ。

ボンボンドロップシールがレジンで剥がれる原因

硬いレジンと柔軟なシールの間に歪みが生じ、接着不良が起こる仕組みを図解。表面自由エネルギーが低くレジンを弾いてしまっている状態の説明。
レジンの硬度とシールの柔軟性のギャップによる剥離メカニズム

まず最初に、どうしてシールの上に盛ったレジンがあんなにも簡単に剥がれてしまうのか、その理由をしっかりとお話ししますね。敵を知れば百戦危うからず、です。

一番の理由は、シールの表面がツルツルしすぎていること」にあります。ボンボンドロップシールのようなフィルム素材は、見た目の美しさや光沢を出すために、表面が非常に滑らかに加工されています。これを専門的な言葉では「表面自由エネルギーが低い」状態と言うのですが、簡単に言えば「水や油を弾きやすい状態」なんです。

レジンなどの接着剤は、本来、素材の表面にある目に見えない小さな凹凸に入り込んで固まることで、強力にくっつく性質があります。これをアンカー効果(投錨効果)」と呼びます。船のイカリ(アンカー)が海底に引っかかるのと同じ原理ですね。

しかし、ツルツルの表面にはその「引っかかり」が全くないため、レジンがただ単にシールの上に「乗っているだけ」の状態になりやすいんです。さらに、シールは柔らかくてフレキシブルに曲がるのに対し、硬化したレジンはカチカチに硬いですよね。この「柔らかいもの(シール)」と「硬いもの(レジン)」の性質の差が、シールの曲げ伸ばしや温度変化による収縮に耐えられず、結果として界面に応力が集中し、パカッと綺麗に剥がれてしまう原因になります。

知っておきたい!剥離のサイン
剥がれてしまったレジンパーツを見てみてください。裏面が鏡のようにツルツルしていませんか?もしそうなら、それはレジンがシールに全く食いついていなかった証拠なんです。本来、しっかりと接着していれば、剥がれた面にはシールの素材の一部がくっついていたり、ザラザラしていたりするはずです。

100均材料でできる最強の剥がれ防止対策

マットコートに含まれる微粒子がシール表面に凹凸を作り、レジンが入り込んで強力に密着する「アンカー効果」を示した断面図。
マットコートによるアンカー効果(投錨効果)の断面図解

「じゃあ、どうすれば剥がれなくなるの?」と思いますよね。専用の高いプライマーが必要なのかと不安になるかもしれませんが、大丈夫です。実は、ダイソーやセリアなどの100均で手に入る材料だけで、劇的に密着力を高める方法があります。

それは、マットコート」をプライマー(下地)として使うことです。

通常、マットコートはネイルの仕上げの「艶消し」に使いますが、これをレジンを盛る前の「一番最初の層」に薄く塗るんです。なぜこれが効くのかというと、マットコートには光を乱反射させて艶を消すために、目に見えないほど細かい微粒子(シリカなど)が含まれているからです。

この微粒子が、ツルツルのシール表面に擬似的な「細かい凹凸」を作ってくれます。このザラザラとした足がかりができることで、その上に乗せるクリアレジンがガッチリと食いつき、アンカー効果が発揮されるようになるんです。ヤスリで削る方法もありますが、それだとせっかくの可愛い絵柄が消えてしまうリスクがありますよね。マットコートなら、絵柄を保護しながら接着力を高められるので、まさに一石二鳥なんです。

用意するものリスト

アイテム名選び方のポイント
ボンボンドロップシールフィルム素材やPET素材のものがおすすめ。紙製はNG。
UV/LEDレジン液透明度が高いクリアタイプ。粘度は「高粘度」が盛りやすい。
マットコートジェル100均のネイルコーナーにあるボトルタイプでOK。
硬化用ライトレジンとジェル両方に対応したUV-LEDライトがベスト。

ヤスリでシール表面を削る「サンディング」という方法もありますが、シール自体の印刷を傷つけてしまうリスクが高いので、個人的にはこのマットコート法が一番失敗がなくておすすめですね。

アンパンマングミの型を使った自作の手順と代用

グミの空き容器にクリア層を入れ、裏から色を塗ることで奥行きを出す「リバース・ペインティング」の3ステップ(クリア層・裏塗り・完成)のイラスト。
アンパンマングミの型で作るリバース・ペインティングの手順

「そもそもボンボンドロップシールが人気すぎてどこにも売ってない!」という嘆きもよく耳にします。転売価格で買うのも悔しいですし、そんな時は自分で作ってしまいましょう。ここで活躍するのが、なんとスーパーのお菓子売り場にあるアンパンマングミ」の空き容器です。

このグミのトレーは、ポリオレフィン(ポリプロピレンなど)という素材でできており、レジン型(モールド)として非常に優秀なんです。この素材はレジンとくっつきにくく(離型性が良い)、硬化後にペリッと綺麗に剥がれます。何より、あのぷっくりとした形とサイズ感がボンボンドロップシールにそっくりなんですよね。

【自作ボンドロの作り方手順】

  1. 型の準備: グミを美味しく食べた後、トレーを中性洗剤で綺麗に洗い、水気を完全に拭き取ります。水分が残っていると硬化不良の原因になるので注意してください。
  2. クリア層の形成: トレーの窪みに透明なレジン液を流し込みます。気泡が入らないようにゆっくりと注ぎ、UVライトで硬化させます。(この時点ではまだ着色しません!)
  3. リバース・ペインティング(裏塗り) 固まったレジンを取り出し、裏面(平らな面)から油性ペンやアクリル絵の具で色を塗ります。表から塗るのではなく、裏から塗るのがコツです。
  4. 仕上げ 最後に裏面に強力両面テープを貼り、余分な部分をハサミでカットすれば完成です。

この裏から色を塗る(リバース・ペインティング)というのが最大のポイントです。クリアな層を通して色を見ることで、光の屈折が起き、市販品のような奥行きのある「うるちゅる感」が出せますよ。表面に直接色を塗ると、どうしても「塗りました感」が出て安っぽくなってしまうので、ぜひこの方法を試してみてください。

失敗しないマットコート法と硬化時間のコツ

1.下地(マットコート)、2.一次硬化、3.本盛り(高粘度レジン)、4.仕上げの工程を示したフローチャートイラスト。
剥がれないボンボンドロップシールを作る鉄板4ステップ

先ほど紹介した「マットコート法」ですが、具体的な手順と注意点をもう少し詳しく解説しますね。ここを丁寧にやるかどうかで、持ちが全然違います。特に硬化時間は非常に重要です。

手順詳細:

  1. 下地塗り: シール全体にマットコートを薄く均一に塗ります。この時、厚塗りしすぎると硬化不良を起こしやすいので、ボトルの口でブラシをしごいて、薄く塗るのがコツです。
  2. 一次硬化: ライトで完全に硬化させます。通常よりも少し長め(60秒〜90秒)に照射しましょう。表面が曇りガラスのようになり、指で触ってもベタつかなければOKです。
  3. 本盛り(ドーミング): マットになった面の上に、粘度が高めのクリアレジンをぷっくりと盛ります。表面張力を利用して、端まで行き渡らせます。マット層のおかげでレジンが広がりにくくなっているので、盛りやすいはずです。
  4. 最終硬化: 最後に、十分な光量を当てて完全硬化させます。角度を変えて、側面もしっかり光が当たるようにしましょう。

注意点:未硬化ジェルの処理
マットコートの中には、硬化後も表面にベタつき(未硬化ジェル)が残るタイプがあります。このベタつきが残ったまま次のクリアレジンを乗せると、層の間で濁りが発生したり、硬化不良の原因になったりします。もしベタつく場合は、一度エタノールや専用クリーナーで拭き取ってから、次の工程に進むとより確実です。

レジン加工で気泡やベタつきを防ぐポイント

エンボスヒーターでレジンを温めて気泡を消す方法と、未硬化ジェルによるベタつきをノンワイプトップコートで解消する方法のイラスト。
レジンの仕上がりを格上げする気泡対策とベタつき対策

いざ硬化してみたら「気泡が入ってブツブツしてる…」「表面がいつまでもベタベタする」なんてこと、ありますよね。綺麗な仕上がりにするためのちょっとしたコツをお教えします。

まず気泡ですが、これはレジン液が冷えて硬くなっていると抜けにくいです。特に冬場は粘度が高くなりがちです。そんな時は、エンボスヒーター(無ければドライヤーの弱風を遠くから)でレジン液を少し温めてあげると、サラサラになって気泡がプクッと浮いてきます。浮いてきた気泡は爪楊枝で突いて消すか、すくい取ってしまいましょう。温めすぎるとさらさらになりすぎて液垂れするので注意してくださいね。

次にベタつきです。これは「未硬化レジン」と呼ばれるものが残っている状態です。もししっかりライトを当ててもベタつく場合は、レジン液自体の性質か、ライトの波長が合っていない可能性があります。その場合は、仕上げにノンワイプトップコート」(拭き取り不要のトップジェル)を薄く塗って再硬化させると、ツルッツルのカチカチに仕上がりますよ。100均のネイルコーナーにあるもので十分効果があります。

応用編ボンボンドロップシールのレジン作り方テクニック

シールとしてスマホケースに貼るのも可愛いですが、キーホルダーやピアスにアレンジできたらもっと楽しいですよね。ここでは、単なるシール加工から一歩進んだ、アクセサリーとして使える強度を持たせるためのテクニックをご紹介します。

キーホルダーやピアスへ加工する金具の付け方

プラ板を紙やすりでサンディングして白く曇らせる下処理と、ヒートン金具をレジンの中に埋め込む(インサート)構造を示した断面イラスト。
キーホルダー加工時の強度を上げるサンディングとインサート法

レジンで固めたシールをアクリルプレートなどに貼ってキーホルダーにする場合、一番怖いのは「衝撃でパーツごと取れる」ことです。これを防ぐには、土台となるプレート側に一工夫が必要です。

【プレートへの定着テクニック】
プラスチックやアクリルのプレートに貼る前には、必ずサンディング(ヤスリがけ)を行いましょう。目の細かいサンドペーパー(#400〜#600程度)でプレートの表面を軽く削り、白く曇らせます。傷をつけることで、表面積が増え、レジンがその傷に入り込み、驚くほど強力に接着されます。透明度が心配になるかもしれませんが、上からレジンを塗ると傷が埋まって透明に戻るので安心してください。

また、ヒートン(金具)を取り付ける際は、単に接着剤で貼るだけでは弱いです。ピンバイスで小さな穴を開けて差し込むか、ヒートンを置いた上からレジンをたっぷり被せて、樹脂の中に埋め込んでしまう(インサートする)のが最も強度が上がります。「デコボンディ」のような弾力のある変成シリコーン系接着剤を併用するのも、衝撃吸収性が高まるのでおすすめですよ。

紙シールやマステ素材をレジン封入する注意点

紙素材はデコパージュ液などで「目止め」が必要、プラ板はヤスリがけによる「サンディング」が必要であることを示した比較イラスト。
紙素材とプラ素材それぞれのレジン加工前の下処理ルール

ボンボンドロップシールのようなフィルム素材ではなく、可愛い紙のシールやマスキングテープをレジンでぷっくりさせたい場合もありますよね。でも、そのままレジンを塗るのはちょっと待ってください!

紙素材に直接レジン液を塗ると、液が繊維に染み込んでしまい、全体が油を吸ったように暗く変色してしまいます(これを「ダークニング現象」や「油染み」なんて呼んだりします)。せっかくの可愛い柄が台無しになってしまいます。

紙シールの対処法:目止め(コーティング)
レジンを塗る前に、以下のいずれかの方法で紙の表面をコーティング(目止め)して、レジンの浸透を防ぎましょう。

コーティング剤特徴とおすすめ度
デコパージュ液【◎】100均で入手可能。筆跡が残りにくく、乾くと透明になるので最適。
水性ニス【○】少し厚みが出るが、しっかりとガードしてくれる。ツヤありタイプ推奨。
木工用ボンド【△】水で薄めて塗る。手軽だが、塗りムラになりやすく、乾くのに時間がかかる。

いずれの場合も、完全に乾いてからレジンを塗ることが重要です。

サンリオやちいかわなど人気キャラの活用術

推し活と言えば、やっぱりサンリオキャラクターズやちいかわなどの人気キャラクターは外せませんよね。ハローキティやクロミ、マイメロディなどのシールは、そのままでも可愛いですが、レジンで厚みを出すことでまるで高級なアクリルパーツのような存在感になります。

おすすめのアレンジは、推しカラー」との組み合わせです。例えば、クロミちゃんならパープルやブラックのラメを混ぜたレジンを背景に敷いたり、ちいかわならパステルピンクやブルーのストーンを周りに散りばめたり。100均には推し活専用の「カラー別シールセット」や「文字シール」も売っているので、それらと組み合わせて、世界に一つだけのネームプレートを作るのも楽しいですよ。

※個人的な楽しみ方のマナー
キャラクターのシールを使った加工品は、あくまで自分自身で楽しむ範囲(私的利用)にとどめましょう。フリマアプリなどで販売することは著作権法に触れる可能性があるので、絶対にやめましょうね。

ダイソーやセリアでの材料売り場と入手方法

「作りたい!」と思ったらすぐ材料を揃えたいですよね。今回ご紹介した材料のほとんどは、ダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入ります。広い店内を迷わないように、探すべきコーナーを整理しました。

【必見!売り場攻略マップ】

  • ハンドメイド・手芸コーナー: ここにレジン液(ハードタイプ・ソフトタイプ)、UVライト(300円〜500円商品のことが多いです)、封入用のラメ、ヒートンなどの金属パーツがあります。
  • ネイルコーナー 実はここが穴場です。今回大活躍する「マットコートジェル」や「ノンワイプトップコート」、細かい装飾用のパーツ、ツイザー(ピンセット)はネイル用品の方が種類が豊富で高品質なことが多いんです。
  • 文具・シールコーナー ボンボンドロップシール自体はここにあります。人気商品はすぐ売り切れてしまうので、見つけたら即ゲットしておくのが鉄則ですね。

まとめ:ボンボンドロップシールのレジン作り方を極める

レジン加工の重要ポイントまとめ。密着のためのアンカー効果、自作時の裏塗りテクニック、素材ごとの目止めと傷つけ処理の3点をアイコン化。
本日のまとめ:密着・自作・素材の3つのポイント

今回は、剥がれないボンボンドロップシールのレジン加工について、作り方のコツや自作テクニックを詳しくご紹介しました。最後に、失敗しないための重要ポイントを振り返ってみましょう。

今回のまとめ

  • 剥がれる原因はシールの「ツルツル」とレジンの「硬さ」のギャップ。
  • 解決策は「マットコート」を下地に塗って、物理的な食いつき(アンカー効果)を作ること。
  • 売っていない時は「アンパンマングミの型」で裏塗りテクニックを使って自作する。
  • 紙シールには必ず「目止め」をしてからレジンを塗ることで染みを防ぐ。

最初は「難しそう…」と思ったかもしれませんが、マットコートをひと塗りするだけで、驚くほど長持ちする可愛い作品が作れるようになります。自分だけのオリジナルの推し活グッズを作って、スマホケースやバッグを飾ってみてくださいね。きっと、毎日の推し活がもっと楽しくなるはずです!

最後になりますが、レジン液は化学物質です。レジン液の取り扱いや廃棄方法については、メーカーである株式会社パジコの公式サイトでも注意喚起がされています。安全に楽しむためにも、一度目を通しておくと安心です。 (参考:株式会社パジコ「UV-LEDレジンについて よくあるご質問」

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