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SNSでも話題のセリアのレジン球体モールドは、手軽に美しいアクセサリーが作れる人気のアイテムです。しかし、セリアのレジンモールドの売り場が分からなかったり、球体の種類やサイズで悩んだりする方もいるでしょう。
また、レジン液に気泡をなくすコツが掴めず、球体の貼り合わせや研磨で失敗してしまうことも少なくありません。さらに、レジンが固まらない、べたつく原因が分からず困る場合もあります。
この記事では、セリアで揃うレジン道具の紹介から、バリ取りやコーティングの仕上げ、球体の中に入れるもののおすすめアイデア、そして最終的なアクセサリー加工の方法まで、網羅的に解説します。万が一、セリアで球体モールドが売ってない場合の代用品についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
- セリアの球体モールドの売り場と種類
- 気泡やズレを防ぐ綺麗な作り方のコツ
- よくある失敗の原因と具体的な解決策
- アレンジやアクセサリー加工のアイデア
レジン球体モールドセリアの基本と入手方法
- セリアのレジンモールド売り場はどこ?
- セリア球体モールドの種類とサイズ展開
- 始める前に揃えたいセリアのレジン道具
- レジン球体の気泡をなくすプロのコツ
- レジン球体の貼り合わせと研磨のポイント
- 艶を出すレジンバリ取りとコーティング術
セリアのレジンモールド売り場はどこ?

セリアのレジン用球体モールドは、主に手芸コーナーやハンドメイドコーナーで販売されています。レジン液や封入パーツ、アクセサリー金具などが集められた棚に一緒に陳列されていることが多いです。
ただし、店舗の規模やレイアウトによって売り場の場所は異なります。文具コーナーやDIYコーナーの近くに配置されているケースもあります。もし見つけられない場合は、在庫の有無も含めて店員さんに「レジン用の球体のシリコンモールドはありますか?」と尋ねてみるのが最も確実な方法です。
補足:店舗による品揃えの違い
セリアは店舗によって品揃えが大きく異なることがあります。大型店舗の方がハンドメイド資材の取り扱いが豊富な傾向にあるため、もし近所の店舗で見つからない場合は、少し足を延ばして大型店を探してみるのも一つの手です。
セリア球体モールドの種類とサイズ展開

セリアで現在販売されている球体モールドは、半球を複数作り、それらを後から貼り合わせて一つの球体にするタイプです。2025年時点で、主に3つのサイズが展開されています。作りたいアクセサリーのイメージに合わせて最適なサイズを選びましょう。
ここでは、各モールドの特徴を表にまとめました。
種類 | 完成サイズ(直径) | 作れる個数 | おすすめの用途 |
---|---|---|---|
球体(小) | 約12mm | 3個 | 小ぶりなピアス、イヤリング、ネックレスのトップ |
球体(中) | 約16mm | 2個 | 存在感のあるピアス、キーホルダー、チャーム |
球体(大) | 約20mm | 2個 | バッグチャーム、キーホルダー、オブジェ |
どのサイズも魅力的ですが、初めて挑戦するなら中間の16mmサイズがおすすめです。小さすぎず大きすぎないため、封入パーツも入れやすく、アクセサリーとしても使いやすいですよ。
始める前に揃えたいセリアのレジン道具

セリアの魅力は、球体モールドだけでなく、レジン作りに必要な基本の道具もほとんど揃う点にあります。高価な道具を買い揃える前に、まずは100円ショップのアイテムで気軽に始めてみましょう。
最低限揃えたい必須アイテム
これらがなければ始まらない、基本的な道具です。
- UV-LEDレジン液: セリアには速乾タイプや様々なカラーレジン液があります。最初はクリアタイプがおすすめです。
- UV-LEDライト: レジン液を硬化させるために必須です。セリアでもハンディタイプのものが販売されています。
- 調色パレット・調色スティック: レジン液に着色剤を混ぜたり、ラメを混ぜたりする際に使用します。
- ピンセット: ドライフラワーやビーズなど、細かい封入パーツを配置する際に役立ちます。
あると格段にレベルアップする便利アイテム
必須ではありませんが、持っていると作業効率と作品のクオリティが大きく向上します。
- シリコンマット: 作業スペースに敷くことで、机がレジン液で汚れるのを防ぎます。硬化したレジンも簡単にはがせます。
- ヤスリ: 硬化後のバリ取りや形の調整に使います。目の粗さが違うものがセットになっていると便利です。
- ピンバイス: 硬化したレジンに穴を開けるための小型ドリルです。ヒートン(金具)を取り付ける際に必要になります。
- ネイルコーナーのパーツ: ラメやホログラム、シェル、シールなど、封入パーツとして使える優秀なアイテムの宝庫です。
レジン球体の気泡をなくすプロのコツ

レジン作品の美しさを損なう最大の敵が「気泡」です。ぷっくりと透明な球体を作るためには、気泡をいかにして消すかが重要になります。いくつかのコツを実践するだけで、驚くほどクリアな仕上がりになるので、ぜひ試してみてください。
結論から言うと、気泡は「レジン液の粘度を下げて、空気が入らないように丁寧に作業する」ことで防げます。
理由:なぜ気泡が入るのか
レジン液は粘度が高いため、混ぜたり注いだりする際に空気を巻き込みやすい性質があります。また、温度が低いと粘度が高くなり、一度入った気泡が抜けにくくなります。
具体的なテクニック
以下の4つのテクニックを組み合わせるのが効果的です。
- レジン液を温める: 作業前にレジン液のボトルごと40℃程度のぬるま湯で湯煎し、粘度を下げておきます。これにより、気泡が自然に浮き上がりやすくなります。
- ゆっくりと注ぐ: モールドの側面を伝わせるように、できるだけ低い位置からゆっくりとレジン液を注ぎ、空気の混入を防ぎます。
- 硬化前に待つ: レジン液を注いだ後、すぐにライトで硬化させず、数分から数時間放置します。すると、残った細かい気泡が自然に抜けていきます。
- 道具で物理的に消す: 表面に浮き上がってきた気泡は、エンボスヒーター(なければドライヤーの温風を遠くから当てる)で温めると消えます。また、爪楊枝やピンセットの先端で地道に潰したり、すくい取ったりするのも有効です。
温める際の注意点
エンボスヒーターやドライヤーを使用する際は、温めすぎに注意してください。レジン液が高温になりすぎると急激な化学反応を起こす可能性があり危険です。また、シリコンモールドが変形する原因にもなります。
レジンの気泡をなくすコツをさらに詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>>レジン気泡の抜き方|原因別の消し方と道具まとめ
レジン球体の貼り合わせと研磨のポイント

半球を二つ作り、それらを一つに貼り合わせる工程は、球体レジンの完成度を左右する非常に重要なステップです。ここでズレてしまうと、美しい球体にはなりません。ポイントは「下準備」と「固定」です。
まず、硬化した2つの半球のフチにできた「バリ(硬化時のはみ出し)」を、ハサミやヤスリで丁寧に取り除きます。この処理を怠ると、接着面に隙間ができてしまい、綺麗に貼り合わせることができません。
次に、アクセサリーにするためのヒートン用の穴を、ピンバイスを使って接着前に片方の半球に開けておきます。接着後に穴を開けると、接着面に負担がかかり、ひび割れや空気が入る原因になるため、この順番が重要です。
そして、いよいよ貼り合わせです。片方の半球の接着面にレジン液を薄く塗り、もう片方の半球をそっと重ねます。このとき、半球を作った時と同じモールドにはめ込んでからUVライトで硬化させるのが最大のコツです。これにより、硬化中に半球同士がズレるのを防ぎ、完璧な球体に仕上げることができます。
貼り合わせ成功の3ステップ
- 硬化した半球のバリをヤスリで綺麗に取り除く。
- ヒートン用の穴を接着前に開けておく。
- モールドを台座代わりにして硬化させ、ズレを防ぐ。
接着後の研磨については、次の項目で詳しく解説します。
艶を出すレジンバリ取りとコーティング術

貼り合わせが完了したら、最後の仕上げ工程に入ります。このひと手間で、作品は見違えるほど美しくなります。主な工程は「研磨」と「コーティング」です。
まず、半球を貼り合わせた際に接着面からわずかにはみ出たレジンを、再度ヤスリで丁寧に削り取ります。この作業で、つなぎ目がほとんど分からない滑らかな球体になります。
研磨で透明感を最大限に引き出す
接着面の処理が終わったら、作品全体を磨き上げます。ここで役立つのが、目の粗さが異なる数種類のヤスリです。
スポンジヤスリなどを使用し、目の粗いものから細かいものへ順番にかけていきます。例えば、セリアで手に入るスポンジ研磨パッドであれば、「赤(粗目)→青(中目)→緑(細目)」の順で磨くのがおすすめです。この工程により、ヤスリがけでついた細かい傷が消え、すりガラス状だった表面に透明感が蘇ります。
コーティングで濡れたような艶を
研磨が終わった球体は、そのままでも綺麗ですが、最後のコーティングでプロのような輝きが生まれます。方法はとても簡単です。
仕上げ用のコーティング剤、もしくはレジン液を指や筆で表面に薄く均一に塗り、再度UVライトで硬化させます。これにより、研磨で残った微細な傷が完全に埋まり、まるで濡れているかのような美しい艶が出現します。この最後のステップを丁寧に行うことが、売り物のようなクオリティに仕上げる秘訣です。
レジンの球体のつなぎ目をきれいにしたい方はこちらの記事がおすすめ!
>>レジン球体のつなぎ目を消す!プロ級の磨き方
レジン球体モールドセリアの応用とQ&A
- レジンが固まらない・べたつく原因と対策
- セリアに球体モールドが売ってない時の代用
- レジン球体の中に入れるものアイデア集
- 簡単なレジン球体アクセサリー加工の方法
- 楽しいレジン球体モールドセリアの世界
レジンが固まらない・べたつく原因と対策

レジン作りでよくあるトラブルが「硬化不良」です。時間をかけて作ったのに、表面がべたついたり、中が固まっていなかったりするとがっかりします。しかし、原因を知れば正しく対処できます。
主な原因は「硬化不足」または「レジン液の混合比の問題」です。
主な原因と対策一覧
- 硬化時間が短い: 説明書に記載の時間よりも長めにライトを照射しましょう。特に、裏返して裏面からも光を当てることが重要です。
- UVライトの光が弱い: UVライトは消耗品です。長年使用していると紫外線量が低下している可能性があります。また、着色剤(特に濃い色)や封入パーツが光を遮っている場合も、硬化時間を延ばす必要があります。
- 着色剤の入れすぎ: レジン液に対して着色剤が多すぎると、光が内部まで届かず硬化不良を起こします。着色剤は爪楊枝の先で少量ずつ加えるなど、入れすぎないように注意が必要です。
- 日光の活用: 最も効果的なのは、晴れた日に窓際で数時間日光に当てることです。太陽光の紫外線は非常に強く、表面のべたつきを解消してツルツルに仕上げてくれます。
- 最終手段は拭き取り: どうしてもべたつきが取れない軽い硬化不良の場合は、エタノールや除光液を布に含ませて表面を拭き取ると、サラサラになることがあります。
特に冬場は気温が低くレジン液の反応が鈍くなるため、いつもより長めに硬化時間をとることを意識すると失敗が減りますよ。
レジンのべたつきの対策について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>>uvレジンべたつきの原因と解決法|ツルツルに仕上げるコツ
セリアに球体モールドが売ってない時の代用

いざ作ろうと思っても、人気のあまりセリアで球体モールドが品切れになっていることもあります。そんな時でも諦める必要はありません。いくつかの代用品で球体レジンを作ることは可能です。
他の100円ショップを探す
まずは、ダイソーやキャンドゥといった他の100円ショップの手芸コーナーをチェックしてみましょう。セリアとはサイズや形が少し違う、面白いシリコンモールドが見つかることがあります。特に球体や半球体のモールドは、レジン用として定番商品になりつつあります。
製菓用のシリコンモールドを活用する
意外な穴場が、お菓子作りのコーナーです。製菓用の半球型シリコンモールドは、サイズ展開が豊富で、レジンクラフトにも転用できます。特に、チョコレートや焼き菓子用のものは耐熱性があり丈夫です。
製菓用モールド使用時の注意点
製菓用モールドは、レジン専用ではないため、表面がマットな仕上がりのものがあります。その場合、硬化したレジンも曇ったような見た目になります。艶を出したい場合は、硬化後にしっかりと研磨とコーティングを行う必要があります。また、食品用とクラフト用は必ず分けて使用してください。
スーパーボールも型になる?
少し上級者向けですが、「おゆまる」などの熱で柔らかくなる粘土で、手持ちのスーパーボールなどの球体を型取りして、オリジナルのモールドを作るという方法もあります。
レジン球体の中に入れるものアイデア集

球体レジンの魅力は、その中に様々な世界観を閉じ込められることです。何を入れるかによって、作品の印象は無限に広がります。ここでは、おすすめの封入パーツと、綺麗に入れるためのちょっとしたコツを紹介します。
定番で間違いなしの封入パーツ
- ドライフラワー・押し花: 最も人気のパーツです。小さな花を閉じ込めれば、植物標本のような美しいアクセサリーになります。
- ラメ・ホログラム: キラキラとした輝きをプラスできます。宇宙や夜空をテーマにした作品にぴったりです。
- ビーズ・パール: 上品で可愛らしい印象に仕上がります。泡のように配置するのも素敵です。
- 貝殻・星の砂: 夏らしい海をテーマにした作品を作ることができます。
- ネイルシール・フィルム: デザイン性の高いシールやフィルムを使えば、手軽に凝ったデザインが可能です。
綺麗に封入するコツ
封入パーツによっては、気泡が発生しやすかったり、配置が難しかったりします。ポイントは「事前のコーティング」と「層を分けること」です。
特にドライフラワーのような水分を吸収しやすい素材は、あらかじめレジン液で薄くコーティングしてから硬化させておくと、気泡の発生を大幅に抑えることができます。また、一度に全てのパーツを入れようとせず、レジン液を少し注いでは硬化させ、パーツを配置し、またレジン液を注ぐ…というように、層を分けて硬化させると、パーツが沈んだり浮いたりせず、立体感のある美しい配置が可能になります。
簡単なレジン球体アクセサリー加工の方法

美しい球体レジンが完成したら、最後のステップとしてアクセサリーに加工しましょう。必要な金具はセリアでも手に入ります。ここでは、最も基本的な「ヒートン」を使った加工方法を紹介します。
ステップ1:穴を開ける
まず、硬化した球体にピンバイスを使って穴を開けます。貼り合わせる前に穴を開けておくのが理想ですが、後から開ける場合は、球体が割れないように慎重に作業してください。ヒートンのネジ部分より少しだけ浅く穴を開けるのがポイントです。
ステップ2:ヒートンを取り付ける
開けた穴に少量のレジン液を流し込み、そこにヒートン(ネジ付きの金具)をねじ込みます。その後、UVライトを当ててレジン液を硬化させ、ヒートンを完全に固定します。接着剤でも代用できますが、レジン液で固定する方が強度が高まります。
ステップ3:各種パーツに繋ぐ
ヒートンの輪の部分に「丸カン」というC字型の金具を通します。この丸カンに、ピアスフックやイヤリングパーツ、ネックレスチェーン、キーホルダーストラップなどを繋げれば、世界に一つだけのオリジナルアクセサリーの完成です。
丸カンを開閉する際は、専用の「ヤットコ」という工具が2本あると非常に便利です。これもセリアの手芸コーナーで手に入りますので、ぜひ探してみてください。
レジンアクセサリーに使用するアイテムについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>>レジンキーホルダー金具の付け方と種類を徹底解説
楽しいレジン球体モールドセリアの世界
この記事では、セリアのレジン球体モールドを使いこなし、まるで売り物のような美しいアクセサリーを制作するための具体的な方法とコツを、順を追って詳しく解説してきました。100円ショップのアイテムから始められる手軽さの中に、少しの知識と工夫でクオリティが劇的に向上する奥深さが、レジンクラフトの最大の魅力です。
最初は小さな気泡や貼り合わせのズレなど、思い通りにいかないこともあるかもしれません。しかし、一つ一つの工程の意味を理解し、丁寧に取り組むことで、失敗は確実に減っていきます。最後に、あなたが美しい球体レジンを完成させるための、特に重要なポイントを改めて振り返りましょう。
最後にコツやポイントをリスト形式でまとめました。
これらのコツさえ掴めば、誰でも簡単に美しい球体レジンを作ることが可能です。ドライフラワーやラメ、思い出の小さなパーツなど、あなただけの宝物を透明な球体の中に閉じ込めてみてください。この記事が、あなたの創造性あふれるレジンアクセサリー作りの一助となれば幸いです。ぜひ、世界に一つだけのオリジナル作品作りを楽しんでください。
レジンの球体のグラデーションの作り方を知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
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レジン初心者が球体を作るのはかなり難しいです。さらに詳しいコツを知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
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